韓国Mnetの有名オーディション番組『PRODUCE X 101』の投票操作疑惑によってボーイズグループX1の解散が決定した仲、韓国の作曲家イム・ハンビョルが口惜しさを吐露した。
イム・ハンビョルは1月7日午後、インスタグラムに数枚の写真と動画を掲載。X1の解散に対する残念な気持ちを綴った。彼は、X1のデビュー曲『FLASH』を作曲した人物だ。
「何度か悩んだ末に、慎重に手紙を残す」としたイム・ハンビョルは、「短い期間であったが仲間の汗を見守って応援した兄として、今話さなければ後悔しそうだった」と打ち明けた。
続いてイム・ハンビョルはX1のメンバーたちと共にしたレコーディング風景を振り返り、「僕みたいなやつでも、数えきれないほど転びながらまだ音楽をやっている。君たちも、必ずまた立ち上がるだろう。一生懸命やった君たちに、何の罪があるというのだろう。ファンのためにも、しっかり堂々と立ち上がりなさい」と彼らを激励した。
最後には「大人たちの過ちを乗り越えて、これ見よがしに羽ばたく仲間になってくれるよう、心から祈っているよ」と伝え、今後の活躍に対する期待をあらわにしている。
イム・ハンビョルが投稿からは、X1のグループ写真、デビュー曲『FLASH』が音源チャートで1位を獲得した際のキャプチャ画像、メンバーらの感謝のメッセージが書かれたサインアルバムの写真などが見られた。デビューショーケースの動画も掲載し、X1を恋しがった。
1989年生まれのイム・ハンビョルは、過去にA'st1(エースタイル)やMonday Kiz(マンデイ・キッズ)といったアイドルグループのメンバーとして活動。その後ソロ歌手としてシングルをリリースし、Onestar(ワンスター)の名で作曲家としても活躍している。X1のデビュー曲『FLASH』では、作曲だけでなく作詞も手掛けた。
以下、イム・ハンビョルによるインスタグラム投稿全文。
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昨日から何度も悩みましたが、慎重に手紙を書いてみます。
短い期間ではありましたが、汗を流す彼らを傍で応援した兄として、今言えなかったら後悔しそうなので。
いつか笑って君たちのことを自慢するだろうと思っていた写真が、もう思い出になるとは。両の手足を使ってレコーディング室で苦労したあの日々が、高尺(コチョク)スカイドームで戸惑っていた君たちの表情が、もう思い出になるとは。
これから会える日がもっとたくさんあると思って、親しく接することができなくてごめん。
僕のようなやつでも、数えきれないほど転びながらまだ音楽をやっている。だから君たちも、必ずまた立ち上がるだろう。
一生懸命やった君たちに、なんの罪があるのか。
君たちを応援しているたくさんのファンのためにも、しっかり堂々と立ち上がりなさい。大人たちの過ちを乗り越えて、これ見よがしに羽ばたく同士となってくれるよう、心から祈っているよ。
また会おう、みんな本当に頑張った! FLASH! #X1
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