スターたちの私生活が脅かされている。強盗から怪しい人物、過激なファンなどが自宅に侵入したというニュースが相次ぎ、不安を高めた。
【写真】「見てられない」イ・ビョンホン夫婦の“キスショット”
1月29日（現地時間）、アメリカの芸能メディア『TMZ』は「Netflix『イカゲーム』に出演した俳優イ・ビョンホンのロサンゼルスの自宅に強盗が入った。引き戸のガラスを壊し、家を荒らした」と伝えた。
報道によると、強盗侵入当時、イ・ビョンホンは不在で、イ・ビョンホンの知人が現場を発見して警察に通報したという。警察は、ロサンゼルスの高級住宅街で犯罪行為に走っている強盗一味の仕業と見て、捜査を進めている。
イ・ビョンホンの所属事務所BHエンターテインメント側は「アメリカの自宅にコソ泥が入ったことは事実だが、被害はないことが確認された」と明らかにした。イ・ビョンホンは2023年12月に、妻で女優のイ・ミンジョンが第二子となる長女を出産したばかりだった。
イ・ビョンホンの自宅に強盗が侵入し、スターたちのプライバシーと安全が脅かされていることが改めて注目を集めているが、これは昨日今日のことではない。
先立って韓国でもモデルのハン・ヘジン、女優のキム・テヒ、コメディアンのチャン・ドンミンが同じような体験をしたことがある。
ハン・ヘジンは自身のYouTubeチャンネルを通じて、江原道・洪川（ホンチョン）にある500坪の別荘を公開したことがある。彼女がこの別荘でコンテンツを撮影していることが知られると、被害が続出した。
ハン・ヘジンは、ある中年夫婦が別荘の庭に無断侵入し、お茶を飲みながら写真を撮っていたと明らかにした。ハン・ヘジンは彼らの訪問が意図的だったとし、「YouTubeとテレビを見て訪ねてきたという。庭の真ん中に乗用車を駐車した。とても申し訳ないが、ここは個人の私有地なので入ってはいけない、出ていってほしいと頼んだ。すると、わかったと言って渓谷のほうに出ていった」と説明した。
キム・テヒと歌手RAINの夫婦も、自宅の呼び鈴を鳴らして大声を上げるストーカーの被害を受けた。
その40代女性A氏は、2022年3月から10月まで14回にわたってソウル龍山（ヨンサン）区に位置するキム・テヒ夫婦の自宅を訪ねて呼び鈴を押した疑惑、軽犯罪違反通告処分を受けた後にも同じ行為を繰り返し、現行犯で逮捕された。ソウル西部地裁は、A氏に懲役6カ月の実刑を言い渡し、ストーカー治療プログラム40時間履修を命じた。
コメディアンのチャン・ドンミンは“自宅テロ”に遭って衝撃を与えた。
とある40代の男性B氏が、江原道・原州（ウォンジュ）に位置するチャン・ドンミンの住宅の外壁や窓、乗用車に数十回にわたって石を投げたのだ。3カ月にわたる捜査の末、拘束され、裁判にかけられたB氏は、特殊財物損壊、侮辱容疑などで懲役2年6カ月を求刑された。B氏は、チャン・ドンミンが盗聴とハッキングで自分を監視したため、犯行に及んだなどと主張した。
その他にも、バラエティ番組『ヒョリの民宿』など通じて知られた歌手イ・ヒョリとイ・サンスン夫婦の済州島の自宅にも、数多くの観光客が訪ねてきては呼び鈴を鳴らし、無断侵入するなどした。
スターたちの私生活を脅かす事例が相次いで報じられており、ファンらは怒りの声を上げている。
（記事提供＝OSEN）
◇イ・ビョンホン プロフィール
1970年7月12日生まれ。漢陽（ハニャン）大学校在学中にアルバイトを通じて「コカ・コーラ」をはじめとした多数のCMに出演。母親の友人が韓国の地上波KBS主催の公開採用オーディションの願書を手に俳優の道を勧め、1990年にKBS公開採用14期生に合格した。翌年にはトップの成績で研修を終え、すぐにテレビドラマ『アスファルト、我が故郷』でデビューした。2000年に公開された主演映画『JSA』は韓国でメガヒットし、社会現象に。2004年にドラマ『美しき日々』が日本で放送された際には、クールさと強引さを兼ねそなえた男らしいキャラクターで視聴者の心を掴んだ。2019年には主演映画『白頭山大噴火』を通じて北朝鮮の工作員を熱演し、大きな反響を得た。
■【写真】イ・ビョンホン＆イ・ミンジョン夫婦の“珍しすぎるツーショット”
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