前所属事務所を相手に約10億ウォン(約1億円)規模の清算金請求訴訟を提起した女優ソン・ジヒョの勝訴が確定した。
12月13日、裁判所によれば、ソン・ジヒョの前所属事務所であるUZUROCKS側は、控訴期間内に1審を審理したソウル中央地裁・民事合議45部(キム・ギョンス部長判事)に控訴状を提出しなかった。
民事訴訟で判決が不服の場合、判決書が送達された日から2週間以内に控訴状を提出する必要がある。
裁判所は去る11月22日、UZUROCKSがソン・ジヒョに9億8400万ウォン(約9840万円)と一部遅延利子などを支払うよう判決を下した。今回、勝訴が確定したため、ソン・ジヒョが受け取ることになる賠償額は10億ウォンを超えると見られている。
先立ってソン・ジヒョの前所属事務所UZUROCKSは、所属芸能人の出演料を支払わず、職員の賃金も未払いである事実が4月5日の本紙『スポーツソウル』の報道を通じて明らかになった。
ソン・ジヒョはUZUROCKSとの専属契約を解除し、去る7月2日にUZUROCKSを相手に未払い精算金請求訴訟を提起した。また7月24日には、UZUROCKSの前代表を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)違反の疑いで、ソウル江南(カンナム)警察署に告発している。
なおソン・ジヒョは10月13日、新しい所属事務所NEXUS E&Mと専属契約を締結した。
◇ソン・ジヒョ プロフィール
1981年8月15日生まれ。本名チョン・スヨン。2001年に雑誌モデルでデビュー。代表作はドラマ『宮(クン)~Love in Palace』『朱蒙』(2006年)など。2021年には自身のショートヘアやスタイリングを巡り、ネット上で批判コメントが浮上するも、事務所が悪質コメントに対する対応を予告して話題となった。
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