TOMORROW X TOGETHERの最年長メンバー、ヨンジュンが予期せぬハプニングにも毅然と対処して称賛を集めている。
TOMORROW X TOGETHERは12月3日、ソウル九老区(クログ)の高尺(コチョク)スカイドームでワールドツアーのフィナーレコンサート「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR『ACT:SWEET MIRAGE』FINALE」を開催した。
コンサートはTOMORROW X TOGETHERの世界観を盛り込んだHYBEオリジナルストーリー「星を追う少年たち(The Star Seekers)」の映像から始まった。
直後、制服を着て登場したメンバーたちは、『5時53分の空で見つけた君と僕』のステージを披露した。
続けて『Can't We Just Leave The Monster Alive?』のステージも繰り広げ、会場の熱気を高めたメンバーたちは、グループで挨拶するために隊形を整えた。
その際、リーダーのスビンのマイクから音が出ないハプニングが起きた。
突発的に起きたハプニングだったが、最年長のヨンジュンがすぐさま「スビンのマイクが(音が)出ないので、変えてきますか?」とフォローした。
ヨンジュンの助けを受け、スビンは舞台裏でマイクを交換。その間、ほかのメンバーは先にファンと挨拶を交わした。
ボムギュは「今日は6カ月間に渡るツアーを終えるフィナーレ公演ですが、来てくださった方々とライブストリーミングでご覧になっている方々全員を歓迎します」と、世界中のMOA(TOMORROW X TOGETHERのファンネーム)がコンサートを見守っていることに感謝を伝えた。
テヒョンもやはり、「僕たち全員、MOAと一緒に過ごすこの日を指折り数えて待っていました。この夢を実現させてくれたMOAに感謝しています」とMOAへのお礼を述べていた。
また、マイクトラブルが解決したスビンは「こんにちは、スビンです」と自然に挨拶しながら、隊形に復帰していた。
TOMORROW X TOGETHERは今年3月にソウル松坡区(ソンパグ)のKSPOドームで行われた公演を皮切りに、シンガポール、台北を経て日本4都市、アメリカ6都市、インドネシア・ジャカルタ、フィリピン・ブラカンまで全世界15都市で計27公演を開催した。
そして今回、12月2~3日の2日間にかけて開催した「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR『ACT:SWEET MIRAGE』FINALE」を通じて、今年でデビュー4年目となったグループの成長ぶりを披露していた。
◇ヨンジュン プロフィール
1999年9月13日生まれ。本名チェ・ヨンジュン。2014年に他事務所のオーディションに合格し練習生となったが、その後現在の所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)からスカウトされた。練習生時に実施される月末テストでは、ダンス、ボーカル、ラップの部門で常に1位を獲得し、”Big Hit伝説の練習生”として注目を集めた。2019年3月にTOMORROW X TOGETHERとしてデビューしたが、その前年にBTSのVのソロステージでメンバーのHUENINGKAI(ヒュニンカイ)とともにバックダンサーを務めた。グループ内で最も涙もろいメンバーとして知られており、詩を読んで目頭を熱くする場面や、デビューショーケースの舞台裏で涙する姿が話題になった。
前へ
次へ