韓国で元歌手の事業家A氏が部下の職員を強制わいせつした疑いで罰金刑を宣告した。
A氏はこれを不服とし、控訴状を提出した。
8月2日、『中央日報』が報じたところによると、去る7月19日にソウル中央地裁がA氏に強制わいせつ容疑で罰金300万ウォン(日本円=約30万円)を宣告し、性暴力治療プログラム履修40時間を命令した。
A氏は2019年7月、ソウル広津区(クァンジング)紫陽洞(チャヤンドン)のとある地下カラオケで部下の職員を強制わいせつした容疑で訴えられた。
被害者によると、A氏は被害者の意思に反して隣の席に座らせ、手を握って肩を抱き、身体の主要部位を拳で叩き、腰に手を回したことがわかった。
ただ、A氏は関連の犯行を否認し、1000万ウォン(約100万円)を供託したが、被害者との合意に至らなかった。
A氏はかつて2000年代に歌手としてデビューし、芸能ニュースのレポーターとしても活動した。
その後は事業家に転身してさまざまな事業を展開。最近では化粧品会社を立ち上げ、昨年は600億ウォン(約60億円)台の売り上げを記録したという。
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