ペットホテルの過失により韓国女性歌手チャン・ピルスンが愛犬を失ったと明かされた。そんななか、ホテル側がチャン・ピルスンの過度な対応に立場を表明している。
【写真】飼い犬がほかのペットを噛んで死なせるも…飼い主の女性歌手謝らず?
ホテル業者の代表は7月31日、「週末の間、チャン・ピルスン様の愛犬カミュの死亡事実に対する記事が出て以降、私たちだけでなく、私たち家族と知人の身元も明らかになった。口にできないほどの悪口と名誉を毀損する発言のメッセージが多数寄せられ、苦痛を受けている」とし、「私たちが誤っていた部分については、チャン・ピルスン様に対する道義的責任と法的責任を全うする予定だ。だが、事実関係が歪曲された部分もあり、正確な事実と知らされていない内容についてお話ししたい」と伝えた。
続いて「チャン・ピルスン様の愛犬は分離不安が激しかった。チャン・ピルスン様は2023年7月22日土曜日に、“7月23~25日”の予約を問い合わせたが、私たちは2023年7月23日夕方、かなり前から予定されていた両家の両親との食事の席が予定されていた。だが、カミュが他の愛犬ホテルに行くことが難しくしそうだという足らない考えで、受け入れ可能だと案内した。この時、私たちが(チャン・ピルスンの)了解を得て、予約が不可能だと申し上げなければなりませんでしたが、夕食の時間くらい席を外すのは大丈夫だと安易に考えた。この部分は私たちの過ちだ」と説明している。
そして「飲食店に到着したあと、店内への(ペット)同行が不可能だと思い、ケージ内のカミュを車に置いた。この時に車のエアコンはつけた状態だった。再びホテルに戻ったあと、チャン・ピルスン様にカミュの写真などを送ったが、この時まではカミュには何の異常もなかった」と経緯を明かし、「24日未明、私がお腹を壊して目を覚まし、トイレに行ったり来たりしていた際、カミュのベッドからの転倒事故を憂慮して、カミュをケージに入れて居間に置いた。前日の夜9時からリビングはエアコンをつけておいた状態なので温度はかなり低く、カミュが約9~10歳くらいの高齢犬だと知っていたため、突然の温度変化で体温調節が難しいかもしれないと思いエアコンを消した。カミュがケージの中で不安に思うのではないかと思い、ケージには“真冬を除いて一年中使える”薄綿布団をかけておいた」と伝えた。
その後、代表が朝7時頃に確認した時、カミュはケージの中で不安だったのか、布団を歯でケージ内に引き寄せ、噛みちぎっていたという。そして意識がない状態だったため、冷水で冷やし、人工呼吸と心肺蘇生を行ったが、病院で死亡が確認された。
以降、代表のもとにチャン・ピルスンの知人たちが訪ねてきて、休業と廃業を強要したとも伝えている。チャン・ピルスンの知人たちは当時、他のペットの退室を強要し、SNSに謝罪文を載せるよう要求していた。
代表はチャン・ピルスンたちの要求通り、SNSですべての事実関係を公示し、事業などを終了させた。にもかかわらず、チャン・ピルスンはテレビ局のインタビューに応じ、SNSではまるで業者が故意にカミュを虐待死させたかのように文を載せたと、もどかしさを訴えている。
代表は最後に「廃業しなければ、謝罪文を載せなければ、チャン・ピルスン様とご主人の影響力を利用し、私たちを社会的に抹殺すると言われたので、恐ろしく、言われた通りにした。だが、今はチャン・ピルスン様が影響力を利用して私たちを抹殺している」とし、「(この件は)私たちが死ぬことで終わりそうだ。チャン・ピルスン様とその知人の方々は、私たちを動物虐待で告訴するという。私たちは警察の調査にも誠実に取り組み、罪があれば罰を受けます。しかし、それとは別に、現在までの事実関係を私たちからも明らかにしたい」と伝えている。
なお28日、『SBSニュース』はチャン・ピルスンが10年間ともに過ごしたカミュがペットホテルに預けられてから、10時間後に熱中症で死亡したと報じた。このペットホテルは、専門訓練士が24時間常駐し、監視カメラで愛犬の姿をリアルタイムで確認できるPRしていたが、常駐は守られず、事故が起きる前日にも犬を外に連れて出して車に放置した証拠も明らかになったという。
(記事提供=OSEN)
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