女優イム・ジヨンは忙しい日々を過ごしている。
7月11日に最終回を迎えたドラマ『庭のある家』でイム・ジヨンは家庭内暴力の被害者で、自身の現実から脱出するためにもがくチュ・サンウン役を演じた。
イム・ジヨンは所属事務所を通じて「『チュ・サンウン』として暮らしながら彼女をとても愛し幸せだった」とし「多くのことを学び成長できるようにしてくださった『庭のある家』を共にしたすべての方々に感謝の言葉を申し上げる」と感想を述べた。
また「これまで『庭のある家』を愛してくださった視聴者の方々に感謝申し上げる」として「より一層前進する、演技が上手な俳優になる」と感謝の挨拶も伝えている。
チュ・サンウン役を演じたイム・ジヨンは、乱れた髪にすっぴんまで、ビジュアル的な面はもちろん、家庭内暴力という被害によって、無気力で空虚な人物の内面の演技、現実から抜け出そうとする切迫した感情の変化まで、繊細に描き出した。
特に、イム・ジヨンがジャージャー麺やクッパを食べるシーンは、リアルな演技で話題の中心になったことも。実際、イム・ジヨンはキャラクターをリアルに演じるため、ノートが数冊になるほど分析し、目つきや些細な動作、表情などでチュ・サンウンが生きてきた人生を表現するために演技の研究を繰り返し情熱を見せたという噂だ。
このように、イム・ジヨンは『庭のある家』を通じてまた別の“人生キャラクター”を更新したという評価を受けている。
そんなイム・ジヨンは『庭のある家』に続き、8月10日から放送開始する新ドラマ『国民死刑投票』(SBS、原題)を通じて新しい顔を披露する予定で2023年下半期にも期待が高まる。
◇イム・ジヨン プロフィール
1990年6月23日生まれ。2011年に女優デビュー。2014年にソン・スンホン主演映画『情愛中毒』で一糸まとわぬ果敢な熱演を見せて、注目を集めた。以降、ドラマ『上流社会』(2015)、『吹けよ、ミプン』『テバク~運命の瞬間(とき)~』(2016)、映画『タチャ ワン・アイド・ジャック』(2019)などに出演。2022年12月公開のNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で主人公を苦しめる悪役“パク・ヨンジン”を演じて視聴者に深い印象を残し、注目度が急上昇した。
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