女優ソン・ジヒョの出演料、スタッフの賃金などが未払いだったことが発覚した韓国芸能事務所が窮地に陥っている。
6月14日、関係者らによると、歌手のキム・ジョンミン(43)は最近、裁判所を通じてUZUROCKSに出演料支給命令申請書を発送したという。キム・ジョンミンの関係者は「キム・ジョンミンはUZUROCKSが製作したYouTubeチャンネルに出演しているが、最近このチャンネルへの出演料を支給されず、裁判所で出演料支給命令申請書を作成して送った」と明らかにした。
UZUROCKSは、芸能マネジメントやニューメディア事業を進める新生スタートアップ企業だ。キム・ジョンミン以外の芸能人のYouTubeチャンネルを製作したが、最近は資金難により出演料未払いが続いた。
今回のキム・ジョンミン以外にも、UZUROCKSが製作したYouTubeチャンネルに出演した他の芸能人も出演料を支給されなかったと見られている。
UZUROCKSは今年、『宮(クン)~Love in Palace』などに出演してきた女優ソン・ジヒョ(41)をはじめとする所属芸能人への出演料、職員の賃金が未払いだったこと事実が判明した。本紙『スポーツソウル』は4月5日、「[単独]ソン・ジヒョ、チ・ソクジン所属事務所UZUROCKS、賃金未払いに出演料未定まで…社員退社ラッシュ」と単独で報じている。
この報道以降、ソン・ジヒョはUZUROCKSとの専属契約を解消し、5月2日に精算金未払い請求訴訟を提起した。同月24日には、UZUROCKSのパク・ジュナム前代表を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律(横領)違反の疑いで、ソウル江南(カンナム)警察に告発した。
ソン・ジヒョ側は告発状で「パク・ジュナム代表は広告モデルの契約金9億ウォン(約9000万円)余りを会社名義の口座に送金してもらい、これを任意に引き出したり送金したりして使用した。計12億ウォン(約1億2000万円)を超える金額を横領した」と主張した。
加えて、パク前代表は6月12日、未払い疑惑でソウル地方雇用労働庁に申告されている。申告者は賃金が未払いになった職員たちだった。
そして最近、雇用労働庁で勤労監督官との面談を終えた全職員は、「会社側は23日中に投資金が入れば、25~30日に未納だった4大保険と未払い賃金を処理するとしているが、一部職員はこれと関係なく刑事罰を望むという意思を表明した」と『スポーツソウル』に明かした。
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