かつて土下座スケーターとも呼ばれた韓国女子スピードスケーターのキム・ボルムが、平昌五輪でのエピソードを披露した。
キム・ボルムは、2月15日に韓国で放送されたMBCトークバラエティ『ラジオスター』に出演。ソチ、北京、平昌と冬季五輪に3回連続出場した彼女は、最も残念な五輪として平昌五輪での銀メダルを挙げた。
2018年の平昌冬季五輪当時、スピードスケート女子の団体パシュート準々決勝に出場したキム・ボルムは、ほかのメンバーたちとともにノ・ソンヨンを置き去りにし、先に決勝ラインを通過したことで“イジメ走行”の疑惑が浮上したことがある。
ノ・ソンヨンは試合後に行われた代表チームの記者会見に姿を現さず、その後、とあるメディアとのインタビューでは「練習時からいじめがあった」と主張したこともあった。
このため、キム・ボルムに対して“イジメ走行”の疑惑がかけられ、青瓦台(韓国大統領府)の国民請願掲示板には「キム・ボルムの選手資格をはく奪してほしい」という請願も寄せられたほどだった。