北米ツアーの最後の公演であるだけに、いつにも増して充実した構成とファンの熱気でいっぱいだった。スタジアムの規模に合わせて作られたYG流のステージ演出は、ファンを圧倒。豊かな生のバンド演奏と調和したBLACKPINKの完璧なライブパフォーマンスが、会場の雰囲気をさらに熱くした。
公演の最後には、幻想的な花火がLAの夜空を彩り、野外公演の感動を倍増させた。
特別な人物も大勢参加した。11月19日、ジスが『Liar』のソロカバー中、原曲者であるカミラ・カベロがサプライズゲストとして登場し、コラボステージを繰り広げた。この他にも、セレーナ・ゴメス、アッシャー、オリヴィア・ロドリゴ、グレイシー・エイブラムスなど、世界的なアーティストをはじめ、ユニバーサルミュージックグループの代表レーベルインタースコープ関係者などが参加し、BLACKPINKの格別な人気と世界的地位を実感させた。
BLACKPINKは、北米ツアーの旅程を振り返り、ファンと胸がいっぱいになる感動のメッセージを交わした。メンバーたちは「今回の北米ツアーは、初のスタジアム公演だった。今夜を美しくしてくれたBLINK(BLACKPINKのファン名)、本当にありがとう。おかげで長く大切に思える美しい思い出を作ることができた。今夜が終わってほしくない」と、感動を伝えた。
北米ツアー終了直後、米のニュース紙は先を争って今回のコンサートの成果をいち早く伝えた。ビルボードは、BLACKPINKの公演が終わるたびに一つひとつ分析し、「BLACKPINKの才能とスター性が発揮される瞬間、すべてのアリーナを『Shut Down』させることができる」と伝えている。バラエティは「BLACKPINKのアイデンティティが、すべてのヒット曲の間にぎっしりと絡まっていた。愛らしい甘さから強烈なカリスマ性、彼女らのグループ名のように、相反する魅力を全てのステージから感じた」と好評を博した。
一方、北米7都市で14回公演全席売り切れを記録し、全20万人もの観客に会ったBLACKPINK。これからは欧州に足を運ぶ。11月30日と12月1日はイギリス・ロンドン、12月5日はスペイン・バルセロナ、12月8日はドイツ・ケルン、12月11日と12日はフランス・パリ、12月15日はデンマーク・コペンハーゲン、12月19日と20日はドイツ・ベルリン、12月22日はオランダ・アムステルダムをBLACKPINK色に染める予定だ。