ボーイズグループASTROのラキと女優パク・ボヨンの熱愛説が、笑えるが悲しい状況を迎えることになった。
一方だけが熱愛を認めた状況で、追加の立場の整理もなく、まるでラキだけの愛のようになってしまった。熱愛がラキの錯覚だったのか、それともパク・ボヨンに何かしらの隠したい理由があったのか。
複雑な男女の内情まではわからないが、一人だけ熱愛を認めたラキはとても恥ずかしい状況だ。
ラキとパク・ボヨンの熱愛説は10月31日、韓国芸能界をホットにした。オンラインコミュニティを中心に2人の熱愛説が浮上し、ファンは様々な証拠について言及した。ラキが出演中のミュージカル『三銃士』をパク・ボヨンが何度も観覧し、ラキのソロ曲に“ソリ”という芸名で作詞家として参加したという。
そんな2人の熱愛説が記事化されると、パク・ボヨンの所属事務所であるマネジメントKOOは同日、「良い同僚の関係に過ぎない」と熱愛を否定する立場を明らかにした。ラキとパク・ボヨンは2021年のウェブドラマ『FIND ME IF YOU CAN』で出会い、親しい同僚として過ごしているという立場だった。
しかしラキの公式立場は違った。
所属事務所Fantagioは同日午後、「ラキがパク・ボヨンと良い感情を持って互いに少しずつ知っていく段階だ。2人は『FIND ME IF YOU CAN』という作品を通じて初めて縁を結ぶことになり、以降、作文が好きなパク・ボヨンがラキの音楽作業に自然と参加して親しくなり、同僚として過ごし、最近になって良い感情を持つようになった」と公式立場を明らかにした。
消極的なニュアンスだが、事実上、熱愛を認めたのだ。
ここで問題が発生した。ラキ側が熱愛を認めたにもかかわらず、先に熱愛をしたパク・ボヨン側は追加で立場を発表するなどの変化がなかった。これは双方とも最初の立場を事前協議なしに各自が望む通りに明らかにしたことを意味する。
つまり現在までの丸一日の間、パク・ボヨンは熱愛説を否定し、ラキだけが認めたということになった。
そのため今現在も、5歳違いの年上女&年下男の熱愛は、依然として迷宮入り状態だ。ラキとパク・ボヨンのいずれかが立場を覆せば、どんな方向にでも熱愛説が整理できる状況ともいえる。
ファンらはパク・ボヨンが『三銃士』を3回も観覧したと証拠を出し、パク・ボヨン側が嘘の立場を出したという反応を示した。そのため、一部からは「会社に許されなかった愛」という笑えない反応が出たりもした。
ラキの立場も恥ずかしいのは同じだ。ラキはアイドルであるだけに、活動するうえでファンの影響を非常に大きく受ける。それにもかかわらず、パク・ボヨンとの熱愛を一気に認めたということは、それだけ“想い”が大きく確固としていると解釈できる。だからこそファンにも率直に自分の気持ちを明らかにし、認めてもらおうとしたのだ。
しかし、肝心の相手側が熱愛を否定し、一日が経ってもパク・ボヨンは何ら立場を明らかにしていない。これでは当事者は苦々しくならざるを得ない。
本当にラキ一人だけの愛だったのだろうか。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ボヨン プロフィール
1994年4月15日生まれ。2019年にウェブドラマ『7日ぶりのロマンス』でデビュー。以降、ウェブドラマ『FIND ME IF YOU CAN』『俺はまだ本気出してないだけ』に出演した。現在、韓国SBSのドラマ『チアアップ』(原題)に出演中だ。
◇ラキ プロフィール
1999年2月25日生まれ。2016年2月にASTROのメンバーとして活動し、『All night』『Knock』『After Midnigh』などのヒット曲で愛された。今年5月に発売されたASTROの3rdフルアルバム『Drive to the Starry Road』に収録されたラキのソロ曲に、パク・ボヨンが共同作詞家として名前を載せたことも。
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