TFNは2021年1月にT1419というグループ名でデビューした。最近「ティーンエイジャー・フォーティーン・ナインティーン(Teenager Fourteen Nineteen)」と「トライフォーニュー(Try For New:新しさを試みる)」などの意味が込められたTFNにグループ名を変更した。
グループ名を変えた理由についてノアは、「これまでよりメンバー一人ひとりが持つ多様なパフォーマンスと音楽ジャンルで幅広く活動したくて付けた名前だ」とし、「既存の名前よりさらに多くの方々が呼びやすいと思う」と話した。ゴヌは「新しくデビューする新人の気持ちで臨むと同時に、T1419の姿を持ちながらもTFNとしてさらに発展した姿をお見せする」と覚悟を伝えた。
今回の新譜は先立って発売された“完全な自分”を探すための4部作シリーズの「BEFORE SUNRISE」の最後だ。今回のミニアルバムにはタイトル曲『AMAZON』をはじめ、メンバーたちが直接作詞・作曲に参加した『Deep dive』『BLOOM』『SLATE』など計5曲が収録された。
タイトル曲『AMAZON』についてレオは、「これまでの曲がリズミカルで柔らかさを強調したとすれば、『AMAZON』ではこれまで見せなかった強烈な姿を見せたかった」と変化の理由について話した。
ゴヌは「初めて聞いたとき、特別な感じがした。密林の中にいる感じが曲のタイトルを聞く前に響いた。ムーンバートンリズムなので、自然に体がバウンスに乗るようになった」とし、「僕たちが本当にカッコ良く準備してお見せすれば、音楽番組1位にもなれるのではないかと思った」と自信を示した。
特に新譜でTFNは、タイトル曲を除いたすべての収録曲に作詞・作曲で参加した。グループ名変更後、初めて披露する今回のアルバムでTFNは、一層深まった音楽的な力量と全員がオールラウンダーであることを証明する予定だ。
またTFNはデビュー時から南米で活躍している。7月にはスペイン語の新曲『When the sun goes down』を発表し、本格的な南米活動に突入した。従来の韓国語曲のスペイン語バージョンの発売ではない、オリジナルのスペイン語曲の発売は、K-POPグループとしてはTFNが初めてだ。
ノアは「現地ではとても情熱的と感じたので、僕たちもステージで情熱的に臨むことができた。機会があれば他の国でも熱心に活動したい」と話した。
◇TFN プロフィール
韓国の大手グローバルIT企業NHNとソニーミュージックがタッグを組み、2021年1月11日デビューした9人組ボーイズグループ。韓国人メンバー5人(NOA、SIAN、KEVIN、ON、GUNWOO)と、日本人メンバー4人(LEO、ZERO、KAIRI、KIO)で構成されている。また、所属事務所がガールズグループのMOMOLANDと同じMLDエンターテインメントということから、“MOMOLANDの弟分”とも称されている。グループ名の由来は「Teenager(ティーンエイジャー)である14歳から19歳のメンバーで構成されたグループで、すべての10代の代弁者」という意味が込められている。しかし、ファンからの要請を受けて2022年10月17日、グループ名を「Try For New(新しさを試みる)」という意味のTFNに変更した。