ガールズグループRed Velvetのウェンディがファンに珍しい“お願い”をした。ウェンディの天使のような心遣いで、寒い日々も暖かくなった。
最近、オンラインコミュニティなどでは、ウェンディが有料メッセージプラットフォームbubbleを通じてファンと交わした対話が公開された。
公開された対話でウェンディは、「お金を必死に稼いでアルバムを買う」というファンのメッセージをキャプチャして共有し、それに対する自身の考えを明らかにした。
ウェンディは「アルバムを何枚も買わないで。1枚でも十分で、私たちの音楽を聞いて応援してくれる気持ちで十分だ。そのお金で健康に気をつけ、家族とおいしいものを食べたり、一人暮らしなら1食でも一日苦労した自分のためにおいしいものを買って食べたりしてほしい」と話した。
続けて「最近、アルバムが出たら何枚売ったのか皆がとても気にしているようだが、それの何が重要なのかわからない。応援してくれる人がいて、聞いてくれる人がいるというのが大事だ」とし、「皆さんがこうやってアルバムを買うから、多様なバージョンが出てくるようだ。買わないで。バージョンが減れば、フォトカードも1種類だけ出そうと意見してみる」と付け加えた。
最近、初動販売量(アルバム発売日から1週間の販売量)に気を使うファンが増え、競争するかのようにアルバムを購入する現象が増えている。特にアルバムに含まれたフォトカードなどのグッズの種類が多くなり、それを手に入れようと1枚ではなく数枚を購入するファンも多くなった。それによってフォトカードを除いた残りの部分が捨てられる現象も生じており、環境問題にも悪いという主張が出ている。
そんななかウェンディは、むしろファンにアルバムを何枚も購入しないでほしいと頼み、善良な影響力を見せた。特にフォトカードも1種類だけ出そうと意見するとし、アーティストであり、公人としての責任感のある姿も見せた。
ウェンディの成熟した姿は今回が初めてではない。先立って彼女は新型コロナで苦しんでいる患者と医療陣に力を加えるため、愛のヨルメ(実)社会福祉共同募金会に1億ウォン(約1000万円)を寄付したことがある。
愛のヨルメ高額寄付者クラブである「オーナーソサエティー」の会員になったウェンディは、公人としての責任感を持って善良な影響力を伝え、社会に温かさを加えた。
なおウェンディは現在、SBSパワーFM『ウェンディのヤングストリート』を進行中だ。
(記事提供=OSEN)
◇ウェンディ プロフィール
1994年2月21日生まれ。本名ソン・スンワン。SMエンターテインメント所属。2014年にRed Velvetのメンバーとしてデビューした。幼少期から優れた歌唱力に定評があり、グループ内ではメインボーカルを担当している。グループ活動以前には、事務所の練習生から成るプレデビューチーム「SMルーキーズ」の一員として東方神起チャンミンの主演ドラマ『Mimi』(Mnet)の挿入歌を担当したことがある。
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