ジス:長い時間をかけて念入りに作業したアルバムなだけに、とても楽しみでわくわくする。先行公開された『Pink Venom』から、あまりにも多くの方々が気に入って楽しんでくださって私たちも楽しく活動した。おかげで気持ちの良い緊張感を持ってカムバックできるようになった。なによりもファンの方々に恩返ししたい気持ちが大きかったので、ファンの方々の反応が一番気になる。アルバムが出れば真っ先にファンの反応から探しにいってしまうだろう。
―2枚目のフルアルバムの作業過程はどうだったか。
ジェニー:いつものようにメンバーとの作業は楽しかった。最初のコンセプト会議から録音する最後の瞬間まで、ずっと新しいアイデアで溢れていた。お互いの考えや感情をより細かく見て、内面の奥にある何かを引き出すことができた。
互いにフィードバックしながら、4人が一つになったときに一番輝くということを改めて感じた。何よりも私たちをよく知っているYGのプロデューサーの方々と一緒に作業することができて、とても頼もしくて楽しかった。音楽的シナジーを共有しながら作られた作業物でいっぱいに埋め尽くされたようで、とても満足している。
―リード曲『Shut Down』の第一印象は?
リサ:レコーディング室にみんなで集まってデモ曲を聴いた。導入部が流れる時、メンバー全員が何も言えずに見ていた。お互いの視線を通して『これはリード曲だ!』と話した(笑)。聞いているときも、自然にパフォーマンスを想像していた。それだけ私たちBLACKPINKがよく表れ、またBLACKPINKがよく表現できる音楽だと確信した。
―『Shut Down』について紹介するなら?
ジェニー:『Shut Down』はこれまでBLACKPINKが着実に披露してきた“カリスマ性”を次の段階に持っていった曲。クラシックとトレンディなHIPHOPビートの調和が印象的で、新しくて中毒性の強い魅力がある。センスよく表現したウィットに富んだ歌詞や、『Shut Down』を直観的に表現したポイントダンスも面白い要素になりそう。私たちが初めて感じたその感情とぴりっとした戦慄が音楽を聞くすべての方々に伝わってほしい。
―『Shut Down』MVの見どころは?
ジス:『Shut Down』を連想させるセットとお洒落な小物、そして全般的に強烈な雰囲気のスタイリングが音楽とよく調和している。ミュージックビデオをじっくり見てみると、これまでのヒット曲がとこいたる所に隠されている。
そのなかで自由に演技をする私たちの姿も見られるので、期待してほしい。
―2枚目のフルアルバムとなるが、1stフルアルバム『THE ALBUM』とは違って新しく試みた部分や最も重点を置いた部分は何か?
ロゼ:『THE ALBUM』が「音楽」に焦点を合わせたとするなら、今回のアルバムは『BORN PINK』というタイトルのようにBLACKPINKの本質を表現しようとした。BLACKPINK本来のアイデンティティを守りながら、新しい試みをした。アルバム全般的に、HIPHOPサウンドを基盤に多様なジャンルを結合して絶え間ない変奏を繰り返し、BLACKPINKの明確な色を表現することに集中した。
奇抜な想像力で今まで見たことのない音楽を作り出したと自負する。特に、今回のアルバムを作りながらメンバー全員が自信に満ちあふれていた。それだけ完璧に準備を終えた。
―先行公開曲、フルアルバムそしてワールドツアーまで、目が回るほど忙しい日々を送っていると思う。BLACKPINKのステージを待ちわびているファンのためにワールドツアーのネタバレをするなら?
ロゼ:忙しいが、その分やりがいも大きい。私たちが準備したものが一つずつ公開される度に幸せそうなファンの方々を見ると自然と力が出て、もっと大きなエネルギーで返してもらう気分。今回のコンサートで初公開される舞台が多いと思う。久しぶりのワールドツアーなので、メンバーもスタッフの方々も一緒に頑張って準備している。BLINK(公式ファンクラブ)!すぐに会いましょう!会いたいです!
リサ:いつぶりのワールドツアーだろうか!世界中のBLINKに会うことを考えると、一日経つごとにドキドキが大きくなっている。多くのことを見せたいという欲から、新しいことを試みているので変化も多い。
今すぐ何かを挙げて話すことはできないが、皆さんが懐かいと思う嬉しい舞台、そして想像もできない新しい舞台を準備しているので、直接来て、目で見て、実際に楽しんでほしい。BLINK!その前に新しいアルバムをたくさん聞いて、全部覚えてきてね(笑)!
なお、BLACKPINKは9月16日13時(日本時間)、2ndフルアルバム『BORN PINK』を発表する。