【全文】“20億ウォン敗訴”の元少女時代ジェシカ、中国側の不当性を訴える

2019年08月22日 話題 #少女時代

中国の芸能事務所との20億ウォン(約2億円)規模の訴訟に巻き込まれた元少女時代ジェシカ側が、議論に対して直接口を開いた。

ジェシカの所属事務所Coridelエンターテインメント側は8月22日、公式立場を発表し、中国マネジメント社の不当性を暴露しながらも、困難な立場を明らかにした。

また、「正義と真実が勝利すると信じて、最高裁で3審を進行中」と伝えた。

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先立って8月21日、中国マネジメント社に違約金や収益金など支払うべきとした中国・北京仲裁委員会の仲裁申請を不当とし、ジェシカが韓国内で行った裁判で、すべて敗訴したという報道が出た。

ソウル高等裁判所もジェシカ側の抗告を7月23日に棄却しており、現在ジェシカ側は最高裁判所に抗告した状態だ。

以下、Coridelが発表した公式立場全文をお届けする。

(写真提供=Coridelエンターテインメント)ジェシカ

Coridelエンターテインメント公式立場全文

ジェシカの所属事務所であるCoridelエンターテインメントは、ジェシカの中国における芸能活動のために、海宁新湃海润演艺经纪有限公司、贵州新湃传媒有限公司(以下、中国マネジメント社)と中国内のジェシカの芸能活動代理権を独占的に譲渡する芸能仲介代理権譲渡契約(以下、譲渡契約)を締結しました。

中国マネジメント社は譲渡契約に応じて、Coridelに毎月一定額の授権費と諮問費、ジェシカの中国内の芸能活動に対する対価を支払う義務があります。ジェシカは2016年上半期までだけでも、Newstyleが主管する行事に参加するなど、中国で活発な活動を続けてきました。

しかし中国マネジメント社はTHAAD事態が発生した後、これを口実にジェシカの数多くの中国活動の対価を一切払わず、2016年7月頃から譲渡契約に基づく授権費と諮問費の支給を一方的に中止し始めました。ジェシカはこれにより、対価を受けることができないまま、中国内の芸能活動を続けている状況でした。

中国マネジメント社はその後、CoridelにTHAAD事態による問題解決のための調停を求め、Coridelも中国マネジメント社による複数の信頼毀損行為にもかかわらず、円満な解決を望み、調停に積極的に取り組みました。

ただCoridelは中国マネジメント社に、円満な調停のためには少なくともジェシカが行った過去の活動について、現在までに延滞している対価は払うべきであることを要請しました。にもかかわらず中国マネジメント社は、Coridelのこのような最低限の要求さえも拒否しました。

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