名前が呼ばれると、映画館がざわついた。
【写真】BIGBANG脱退のT.O.P、突然VIP試写会に登場!
7月25日午後、ソウルメガボックスCOEXで映画『非常宣言』(原題、監督ハン・ジェリム)のVIP試写会が開かれた。
『非常宣言』は俳優ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワン、キム・ソジン、パク・ヘジュンなど、華麗なラインナップを誇る映画。メガホンをとったハン・ジェリム監督は『観相師』『ザ・キング』『優雅な世界』などを演出したベテラン監督だ。
そのため多くのトップスターがVIP試写会に参加することを、誰もが予想した。特に世界的な人気グループBTS(防弾少年団)のJINと、現在最もホットなトロット歌手イム・ヨンウンが参加するという記事が次々と報じられ、多くのファンの期待を高めた。
しかしレッドカーペットが始まり、映画館を最も騒がせた主人公は別にいた。司会者の「BIGBANGのT.O.Pが到着した」という声に、映画館にいたすべての人が耳を疑った。
T.O.Pが登場すると取材陣と観客は「本物のT.O.Pだ」と、久しぶりに公の場に登場したT.O.Pを見て驚いた。
特にT.O.Pは自身のSNSやライブ放送を通じて“引退”を宣言していたため、彼の登場は誰も予想できなかった。
金髪に落ち着いた黒スーツ姿で登場したT.O.Pは、久しぶりの登場であるにもかかわらず、緊張した様子も見せず、ゆったりとポーズをとって映画館に向かった。
T.O.Pは過去、KBSドラマ『IRIS-アイリス-』で縁を持ったイ・ビョンホンとの親交で試写会に出席したようだ。
先立ってT.O.Pは今年2月、所属事務所YGエンターテインメントを去った。所属事務所はBIGBANGだけでなく、個人活動の領域を広げていきたいというT.O.Pの意見を尊重し、「これに対してメンバーたちともよく協議した」と発表した。
なお、ソン・ガンホやイ・ビョンホンが出演する映画『非常宣言』は、航空テロで無条件に着陸を宣言した飛行機と、災難に対抗する人々の物語だ。来る8月3日に韓国で公開される。
(記事提供=OSEN)
◇T.O.P プロフィール
1987年生まれ、本名チェ・スンヒョン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビューした。最年長メンバーであり、グループ内ではリードラッパーを務める。2017年に義務警察として兵役をスタートさせたが、服務中に過去の大麻使用事実が明らかになり、社会服務要員に転換した。2019年7月の除隊当時は秘密裏にファンミーティングを開催し、その場に駆け付けたファン一人ひとりと握手を交わすなど、ファンに対する並みならぬ愛情を見せた。2022年2月、YGエンターテインメントとの専属契約を解約した。
■T.O.PがBIGBANGを離れる理由「5年前に極端な選択をしようとした」
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