K-POPボーイズグループWINNERが、“夏先取り”の魅力を発散した。
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WINNERは6月7日、韓国のスター・スタイル・マガジン『HIGH CUT』のグラビアを通じて爽やかなグラビアを公開した。
表紙には、4人のメンバーが直接スマートフォンで撮影した自撮り写真が採用された。画面いっぱいにカメラに詰め寄り茶目っ気たっぷりの表情を見せる姿は、見る者を笑顔にする。
メンバーそれぞれのカットでは、彼らの持つカリスマ性が存分に引き出されている。鮮やかな色彩のリラックスコーディネートを自分のものにして、“仮想のバカンス”というコンセプトを見事に表現した。
自由な動きでダイナミックなワンシーンを作り上げたイ・スンフン、ダンスBGMが聴こえてくるかのような佇まいのソン・ミノ、イエローのサングラスとボールで軽やかさを演出するキム・ジヌ、夕暮れの中でつかの間の休暇に浸るような雰囲気を醸し出したカン・スンユン。メンバーそれぞれが幻想的なオーラをまとい、自身の個性を引き立てている。
最近、ミニアルバム『WE』で華麗なカムバック遂げたWINNERは、同誌のインタビューで率直な思いを語った。
リーダーのカン・スンユンは、アルバム制作時の葛藤について「すべてのアーティストは、新しいアルバムをリリースするたびに悩んでいる。既存のもので上手くいった要素をキープするのか、もしくは変化を与えて挑戦するのか。そういった分かれ道がある」と明かした。
実際にWINNERもその分岐点に立つアーティストであるが、今回のアルバムでは“維持”と“挑戦”、2つを同時に実現する努力をしたという。これまでの明るく清涼な雰囲気を維持しながらも歌詞で別れを表現し、グループのカラーを維持しつつ、“別れ”というテーマへの新たなアプローチを見出して新鮮さを引き出すことに成功した。
長い空白期間があったことについて、イ・スンフンは当時を振り返りながらファンへの感謝をあらわにした。
「長い間待たせて久しぶりにカムバックしたにも関わらず、(ファンが)その場にいてくれたときが一番感動する。一方的に愛をあげたり貰ったりするよりは、僕たちはお互いに努力したいと思っている。空白期間にはできる限り最大限にコンテンツをたくさん作って努力する。ファンの皆さんも、そんな僕たちを支持して待っていてくれる」
ソン・ミノは最近、ファンがMVに対してレビューを行う動画“MVリアクション”を観ているという。
「いつの間にか、WINNERといえば“夏”という印象を与えたようだ。新しいアルバムをリリースしてからMVリアクションの映像をたくさん探してみたのだけど、どれも本当に面白い。ある程度夏っぽい曲を続けてリリースした認識はあったけど、これほどまでとは思わなかった。たくさんの方たちがWINNERの曲に対して“夏が来た”や“キング・オブ・サマー”と表現してくれる。不思議で胸がいっぱいだった」
“どんなときにメンバー同士のチームワークを感じるのか”という質問について、最年長メンバーのジヌはこう話している。
「共感してくれるときかな? 気持ちがピタっとくっつくときにパワーを感じる。些細なことで気が合うときなんかは、特にそうだ。これは正解、これは間違いなど、そんな意見がいつの間にか自然と揃うとなんとも不思議で、大きなエネルギーになる」
WINNERならではの清涼な魅力が詰まったグラビアとインタビューは、『HIGH CUT』243号で見ることができる。
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