ここ数日、世間を騒がせている“BTS神社”。2月20日に突如ツイッターのトレンドに上がった謎の存在に、日本のARMY(BTS=防弾少年団のファンネーム)は怒りや呆れなど、さまざまな反応を見せている。
これはBTSのホーム韓国にも知れ渡り、各メディアが続々と報道。21日には大手メディアや新聞までもが取り上げ始めた。
21日の報道を見ると、「生きているのに祭司?日神社、“BTS参拝”にARMYたち大騒ぎ」(『朝鮮日報』)、「日本、勝手に“BTS神社”作って特別祈祷5万ウォン(約5000円)荒唐マーケティング」(『ソウル新聞』)、「日有料入場‘BTS神社’登場にARMYたち“びっくり”」(『NEWSIS』)、「日‘BTS神社’論争…“生きた人間を参拝するのか”」(『KBS NEWS』)と題して報じている。
そしてこの件は記事だけではなく、ラジオのニュース番組でも取り上げられた。
21日に放送されたMBCラジオの『キム・ジョンベの視線集中』には、政治的フェイクニュース批判がコンセプトのYouTubeチャンネル「ヘルマウス」から、放送作家のイム・ギョンビンが出演。B級ニュースのコーナーでBTS神社に触れた。
イム・ギョンビンがBTS神社の名前の由来や詳細について説明するなか、メインパーソナリティーのキム・ジョンベは「BTSは今まさに頑張って活動しているのに何が神社ですか」「有名税なるものがあるが、その水準でもない」と、終始驚きと呆れを隠せない反応を見せていた。
また、イム・ギョンビンは、「日本には、招き猫や髪の毛を祭る神社がある。人を集めるためにアイデアを出すことはあるが、今まさに活発に活動しているBTSを利用して人を集めることは荒唐無稽でしかない」という見解を述べている。
日韓両国を騒がせているBTS神社。この騒動の結末は一体どのようなものになるのか、引き続き注視したい。
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