ボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)が、人気アニメとのコラボレーションで話題を集めている。Netflixでも配信中の韓国の人気アニメ『ちびっこバス・タヨ』(以下、タヨ)のテーマ曲『Hey Tayo』リメイクバージョンが、韓国の子供たちから支持を集めているようだ。
K-POPアイドルとキッズアニメ。一見、見慣れない組み合わせだが、すでにさまざまな“キッズ・ポップ・プロジェクト”が進められている現在。その中でも子供たちに大人気のアニメ『タヨ』とENHYPENの出会いが、熱い関心を集めている。
ENHYPENは7月29日、『ちびっこバス・タヨ』のテーマ曲『Hey Tayo』のリメイク音源をリリースし、プロジェクトの本格始動を知らせた。彼らがリメイクした『Hey Tayo』は、軽快なギターとリズミカルなベースが組み合わさったディスコポップ調に仕上がり、ENHYPENならではのエネルギッシュな曲に生まれ変わった。
続いて8月11日には、コラボ曲第2弾『Billy Poco』のミュージックビデオも公開されており、こちらも熱い反応が寄せられている。
ENHYPENと『タヨ』のコラボは、人気グループと人気アニメの出会いということで公開前から話題を集めていた。グローバル音楽配信サービスで累計13億回再生を記録した原曲と、デビュー直後から韓国内外で人気を集めているENHYPENのコラボに、胸躍るファンも多かったようだ。
この熱気を証明するかのように、音源リリース前から全世界のツイッターのリアルタイムトレンドの上位には、コラボを期待するキーワードが多数上がり、『Hey Tayo』のミュージックビデオ再生回数は、すでに650万回(8月12日基準)を超えている状況だ。
このプロジェクトは、子供だけでなくファンからも好印象を獲得している。ティーザー映像とミュージックビデオは、メンバーたちの姿と軽快で明るい音楽が調和し、明るいエネルギーを発散。これに対し、ファンは多様な写真を作って共有するなど、ENHYPENと『タヨ』の出会いを楽しんでいるという
従来のファンだけでなく、アニメ好きの子供や保護者、すなわち大衆に自然で親しみやすく近づくことにより、ENHYPENがファン層を拡大できるという点で、今回のプロジェクトの意味は非常に大きいとされている。
ファンたちはステージ上での姿とは異なるアーティストの姿に魅了され、アニメ視聴者を含む大衆は、新しいコンテンツを消費することになる。これからもファンと大衆に同時にアピールできるコンテンツを提供することで、ENHYPENの魅力はより一層増していく見通しだ。
◇ENHYPEN プロフィール
2020年11月30日にデビュー。韓国のグローバルオーディション番組『I-LAND』で、世界中のファンによる投票で選ばれたボーイズグループ。メンバーには日本人のNI-KI、オーストラリア出身のJAKE、アメリカ出身のJAYを含む、JUNGWON、HEESEUNG、SUNGHOON、SUNOOの7人が所属。BTS(防弾少年団)や、TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥゲザー)が所属するBig Hitエンターテインメント傘下の、BELIFT LABに所属。2021年3月29日からは、ニッポン放送の新ブランド『オールナイトニッポンX(クロス)』で、月曜のレギュラーパーソナリティーとして活躍している。
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