4人が兵役中という“空白期”を大きく感じさせないEXOの存在感!秘訣はどこにあるのか

2021年08月01日 話題 #EXO

EXO(エクソ)に“空白期”はないようだ。

EXOはメンバーの相次ぐ軍入隊で、空白期を迎えた状況だが、相変わらずの存在感を示している。

【写真】EXOベクヒョン、ファッション誌で見せたカリスマ性

現在、EXOはスホ(SUHO)、チェン(CHEN)、チャンヨル(CHANYEOL)、ベクヒョン(BAEKHYUN)が兵役中で、最近シウミン(XIUMIN)に続いてD.O.(ト・ギョンス)が兵役を終えて帰ってきた。しかし、まだ兵役を履行していないカイ(KAI)とセフン(SEHUN)まで考えると、メンバー全員が揃う“完全体”を見るまでは、かなり長い時間が残っている。

それでも彼らの空白期が大きく感じられない理由は、残ったメンバーたちの多彩な活動に加え、ファンのために入隊前に準備したメンバーたちのコンテンツと、隙間を与えない活発な活動のおかげだ。

歌、演技、バラエティと大活躍

EXOのメインボーカルとして魅力的なボイスを披露してきたD.O.は、初のソロデビューを終えた。7月26日に公開されたD.O.の初ソロアルバム『共感』は、直接作詞に参加した2曲を含め、甘い音色と温かい感性が詰まった計8曲が収録された。

(写真提供=SMエンターテインメント)D.O.

アコースティックフォークジャンルのタイトル曲『Rose』でD.O.は、iTunesトップアルバムチャートで全世界59地域の1位を記録した。淡泊そうでありながらも力のあるボイスで愛されてきたD.O.は、グループではないソロでも違った魅力を見せている。

また、俳優ト・ギョンスとしても活躍しているD.O.は、現在SF映画『ザ・ムーン』(原題、キム・ヨンファ監督)と、台湾の名作『言えない秘密』(原題)韓国版の主演としてもキャスティングされており、二兎を得る計画だ。

入隊してから3カ月ほど経った現在も、様々なソロコンテンツでファンを楽しませているメンバーもいる。他でもなくベクヒョンだ。

ベクヒョンは最近、ドラマ『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』(原題)のOST『U』を発売し、ドラマ放送終了後も着実に音楽チャート上位圏をキープしている。また、去る7月21日には、歌手Coldeのニューシングル『When Dawn Comes Again』にフィーチャリングで参加し、ベクヒョンならではの甘美な声を聞かせてくれた。7月17日には、自分のYouTubeチャンネルに「過去から来たモクバン」というタイトルの入隊前に撮った動画をサプライズ公開し、ファンを喜ばせた。

バラエティ方面で活躍中のメンバーたちもいる。

最も顕著な動きを見せているのは、カイだ。メインダンサーとしてステージでは強烈なカリスマ性を見せる彼だが、ギャップのある人間味のあるかわいい魅力で注目を集めている。7月12日から始まった『牛島居酒屋』(原題、tvN)に“末っ子”として出演しており、最近『シックスセンス2』(原題、tvN)にもゲストとして登場した。

また去る4~7月に放送された『悪魔はジョンナムを着る2』(原題、tvN)にも、レギュラーで出演した。人気バラエティ番組『私は一人で暮らす』(原題、MBC)では、“甥っ子バカ”ぶりを見せて大きな笑いを提供した。今年年末公開予定のNetflixオリジナルのバラエティ『新世界から』(原題)にも出演する予定で、カイの率直で多様な魅力に触れ合う機会が多くなる見通しだ。

(写真提供=SMエンターテインメント)EXO

EXOメンバーで最初に入隊して除隊したシウミンも、トークショー『神と共にシーズン2』(原題)のMCとして活躍中だ。また8月24日に開幕するミュージカル『ハーデスタウン』を通じて、新たな挑戦にも乗り出す。

EXOの“末っ子”セフンは、俳優としての活躍を予告した。セフンは映画『海賊:鬼の旗』(原題)でスクリーン初挑戦し、今年下半期放送予定のSBSドラマ『今、別れている最中です』(原題)にも出演する。

EXOは今年6月に発売したスペシャルアルバム『DO NOT FIGHT THE FEELING』を通じて、全世界85地域のiTunesトップアルバムチャート1位をさらい、予約販売枚数だけで122万枚を記録するなど、相変わらずの人気を証明した。この数字は、これまでリリースしたアルバムのなかでも最大の規模だ。

昨年入隊して軍服務中のスホとチェンは残念ながらアルバム作業に参加できなかったが、今年3月と5月に入隊したチャンヨルとベクヒョン、久しぶりに帰ってきたシウミンとD.O.、中国での活動に集中してきたレイ(LAY)が共に参加して、意味の深いアルバムになった。

EXOの空白期のない活躍について、とあるK-POP関係者は「過去のK-POPグループにとってメンバーの入隊はグループ活動に致命傷を与えたりしたが、現在はむしろ充電の時間であると同時に、ミュージカル、演技など、ソロ活動を拡大できる機会になっている」と述べた。

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