日本人メンバーも所属する韓国ガールズグループRESCENE(リセンヌ)が、ライブ配信中に浮上した“虐待疑惑”に改めて言及した。
RESCENEは11月25日、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のミョンファライブホールで3rdミニアルバム『lip bomb』のショーケースを開催。
この場で、メンバーのウォニが「笑って流せば良いことだったのに、こんな風に話題になるとは思わなかった。ここまで大きくなるとは予想していなかった。“大したことではない”と釈明したことが、むしろ問題を大きくしてしまった」と語った。
騒動の発端は今年9月、メイがライブ配信を行っていたときのこと。配信中に突然、女性の悲鳴のような声や男性の怒鳴り声が聞こえたことで、所属事務所によるメンバーへの“虐待疑惑”が浮上した。
当時、音が聞こえたメイは「隣の部屋にRESCENEがいるんですけど、遊んでいるみたい」と話していたが、ファンの間では「喧嘩の声のように聞こえる」「メンバーが怒られているのではないか」といった心配の声が相次いだ。
するとその直後、メイはファン向けプラットフォームで再び釈明。「あちこちに誤って伝わっているようなので、正すべきことは正さないといけないと思って書く。私たちは会社とアーティストが平等な関係で、社員の皆さんや代表、理事も誰よりもRESCENEを優先し、大切にしてくださっている」と、事務所との関係が良好であることを強調した。
また「私たちの建物は構造上、路地からの生活音がよく響くため、あのような音が入るとは思いもしなかった。正直、説明する必要のない荒唐無稽なことですが、悩んだ末に書く」とし、その音がメンバーのものではないことを改めて訴えていた。
そんな2カ月前の騒動を振り返り、ウォニは「私たちはいつも仲良く過ごしている。毎日が幸せだということを知ってほしい」と再度強調。当時ライブ配信をしていたメイも「メンバーもそうだが、マネージャーや事務所のスタッフともみんなで冗談を言い合い、笑って過ごしている。関係者全員が私たちをよく見守ってくれている」と、事務所が“潔白”であると説明していた。
RESCENEは2024年3月に1stシングル『Re:Scene』を通じて正式デビューを飾ったガールズグループで、韓国人メンバーのウォニ、リヴ、メイ、ゼナ、日本人メンバーのミナミという5人組で構成されている。同年12月には東京タワーで日本初イベントを開催しており、今年8月に韓国で初のファンコンサート「2025 RESCENE 1st FAN-CON <Project 326>」、同年10月に台湾で初の海外ファンコンサート「2025 RESCENE 1st FAN-CON in TAIPEI [RE:MIND]」を行っていた。
本日(11月25日)リリースの3rdミニアルバム『lip bomb』はリップバーム(lip balm)から着想を得た楽曲。「balm」を「bomb」に置き換えた造語を通じて、リップバームのように柔らかく染み込む魅力と一瞬で弾けるような躍動感を同時に盛り込んだ意欲作となっている。
今回のアルバム最大の特徴は「Berry」というメインコンセプトで、ダブルタイトル曲『Heart Drop』と『Bloom』を含む全5曲が収録されている。
各曲にはクランベリー(『Heart Drop』)、ブラックベリー(『Bloom』)、ラズベリー(『Love Echo』)、ストロベリー(『Hello XO』)、ブルーベリー(『MVP』)と異なる色味と魅力が織り交ざっており、ファンの五感を満たす独特のコンセプトで注目されている。
RESCENEの3rdミニアルバム『lip bomb』は、11月25日午後6時から各種音楽配信サイトで公開される予定だ。
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