韓国のインディーズバンド「Broken Valentine(ブロークン・バレンタイン)」のボーカル、Van(バン/本名キム・ギョンミン)さんがこの世を去ってから、10年の歳月が経った。
Vanさんは2015年8月3日、32歳という若さで亡くなった。死因は溺死だったとされる。
当時、関係者は「彼の死因は溺死です。友人たちと休暇中、不慮の事故に遭いました」と説明していた。
突然の訃報を受け、バンド側は「非常に胸が痛むニュースを突然お伝えすることになりました。13年間、私たちとともに歩んできたVanが、不慮の事故により突然この世を去りました」とコメントを発表した。
この訃報に、芸能界でも悲しみの声が広がった。日本でも活動経験のある歌手ユンナは、「突然の悲報に、心の整理がつきません。オッパ(お兄さん)との食事の約束もまだ果たせていないのに…。いつもどこでも私のことを気にかけてくれた人なのに、こんなに虚しく行ってしまうなんて。もっと何かしてあげられたのに。これは違うじゃないか。お見送りに行きます。本当にごめんね」と胸の内を明かした。
また、歌手のソ・チャンフィも「彼の笑顔、声、笑い声が今も頭に浮かびます。永遠のロックスターとなって星になったVanさんのご冥福を心よりお祈りします」と追悼の言葉を寄せた。
Vanさんは2002年にBroken Valentineを結成し、2005年に1stシングル『Alien』をリリース。2009年にはアジア最大規模のアマチュアバンドコンテスト「ヤマハアジアンビート・グランドファイナル」で大賞および最優秀作曲賞を受賞するなど、高い評価を得ていた。
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