この春、人気アイドルたちがファンとの「しばしの別れ」を告げている。20代後半のメンバーたちが相次いで入隊するためだ。
現役兵の入隊延期および海外旅行許可制度の変更によって、芸能人が入隊を最大限延期していた過去と違って、早めの入隊が続いているのだ。入隊延期の期間は2年間で、5回を超えることはできない。
2018年の兵役法改正後、突然入隊したHighlightのユン・ドゥジュンが、4月10日に満期除隊している。彼は主演ドラマ『美味しい初恋~ゴハン行こうよ~』の撮影途中、突如入隊して世間を驚かせた。
真面目な軍生活で評判だった彼は「大事な時間だった」と、たくましい姿で18カ月の軍生活を振り返った。
ほかにも2AMのチョ・グォン、BTOBのソ・ウングァン、2PMのチャン・ウヨンが相次いで軍生活を終えている。
彼らは除隊後、早い活動復帰で周囲を喜ばせた。ユン・ドゥジュンは、人気料理バラエティ番組のスピンオフ版へ出演が決まっている。
チョ・グォンも、JTBCバラエティ『知ってるお兄さん』で華麗な復帰を知らせた。
ソ・ウングァンはは4月21日に先行公開シングル『引き出し』(原題)を発表し、ソロアーティストへの変身を予告した。
“除隊アイドル”たちが活躍を繰り広げられるなか、入隊も相次いでいる。WINNERのJINU(ジヌ)とHOONY(フニ)が入隊し、5月11日にはBTOBのユク・ソンジェ、イム・ヒョンシク、PENTAGONのJINHO(ジノ)が並んで入隊した。
また、EXOのD.Oとシウミンに続き、5月14日にスホが入隊する。
4週間の基礎軍事訓練を終えたあと、社会服務の要員として代替服務する予定だ。6月15日には歌手ロイ・キム、7月にはVIXXのケンらが入隊を控えている。
とある業界関係者は「かつてはできるだけ入隊を延ばすケースが多く、入隊時期もバラバラだった。しかし最近は、同年齢のアイドルが相次いで入隊し、バトンタッチも活発に行われている。活動期間よりは年齢がもっと重要な要素になった。入隊すれば世間から忘れられるという認識も変わり、むしろ除隊後にもっと活発に活動するアイドルも多い。芸能人にとって兵役が大きな妨げにはなっていない」と伝えた。
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