元K-POPアイドルの女優で、離婚訴訟中のファン・ジョンウムが、所属事務所の資金を横領した容疑で法廷に立った。
5月15日、韓国メディア『ニュース1』によると、済州(チェジュ)地裁・第2刑事部(イム・ジェナム部長判事)は、ファン・ジョンウムに対する特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)事件の初公判を開いた。
ファン・ジョンウムは2022年初めごろ、自身が実質的に所有する芸能事務所が融資を受けた資金のうち、7億ウォン(約7000万円)を仮払い金名目で受け取り、仮想通貨に投資したことをはじめ、同年12月までに会社資金約43億4000万ウォン(約4億3400万円)を横領したとして在宅起訴された。
被害を受けた芸能事務所は、ファン・ジョンウムが100%の株式を保有する家族経営の法人であることが明らかになっている。
横領された資金のうち、約42億ウォン(約4億2000万円)が仮想通貨への投資に使われたという。
ファン・ジョンウム側はこの日、起訴内容を認めた。弁護人は「被告人は会社を大きくしたいという思いから仮想通貨に投資することになった。法人名義では仮想通貨を保有できないため、やむなく自身の名義で投資したが、それが本件の犯行につながった」と説明した。
ファン・ジョンウムは2016年2月に元プロゴルファーの事業家イ・ヨンドンと結婚し、翌2017年8月に長男を出産。出産後は女優活動に復帰していたが、2020年9月、裁判所に離婚調停申請書を提出していたことが発覚した。
夫との破局説に注目が集まるなかで、2021年7月、深い対話を通じて夫婦関係を続けることにし、妊娠まで発表して驚きを与えた。2022年3月には次男を出産している。
しかし2024年2月には、再び離婚訴訟に入ったことが明らかになった。その後、夫についての不満などを公開的に言及し、議論を呼んだりもした。
さらに同年7月には年下のバスケットボール選手キム・ジョンギュとの交際を認めたが、2週間で破局する騒動もあった。
刑事事件まで抱えることとなったファン・ジョンウムには、今後「トラブルメーカー」というイメージがつきまとう可能性もある。
◇ファン・ジョンウム プロフィール
1984年12月25日生まれ。2001年にK-POPガールズグループ「Sugar(シュガー)」でデビュー。2004年に脱退し、翌年にドラマ『ルル姫』で演技を開始。『明日に向かってハイキック』で大きな注目を集め、『ジャイアント』『私の心が聞こえる?』『ゴールデンタイム』『キルミー・ヒールミー』『彼女はキレイだった』など多くの作品で演技力と人気を証明。2020年には『サンガプ屋台』『あいつがそいつだ』で主演を務めた。2016年に元プロゴルファーと結婚し、2児の母となるが、2024年2月に離婚訴訟中と発表した。
■【写真】ファン・ジョンウム、真っ赤なスイムウェアから見えたボリューム感
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