TWICEのダヒョンが女優デビュー作『あの頃、君を追いかけた』を振り返り、率直な心境を明かした。
ダヒョンは2月27日、ソウル鍾路区八判洞(チョンノグ・パルパンドン)のカフェで主演映画『あの頃、君を追いかけた』に際したインタビューに応じた。
韓国で同月21日より上映中の今作は、優等生の女子生徒オ・ソナ(演者ダヒョン)と、彼女に告白するまで数多くの日を過ごした世間知らずの男子生徒ク・ジヌ(演者ジニョン)による“18歳の初恋ストーリー”が描いた作品だ。
ダヒョンが所属する芸能事務所JYPエンターテインメントは、過去にガールズグループmiss Aのメンバーで活動した女優ペ・スジを輩出した。今や数々の映画やドラマに出演している彼女は、“国民の初恋”の愛称でも親しまれている。
そんなJYP出身の先輩に続く“初恋のアイコン”という肩書きについて問われると、ダヒョンは「私はそんな…飛び越える?そんな考えはしたこともありません」と驚いた様子を見せた。
「私はまず、今回の自分の作品が重要でした。だから、誰かを飛び越えるというような気持ちはまったく考えたことがありません」
そう語るダヒョンは、「スジさんのことはとても尊敬しています。私たちの会社の先輩なので。私も先輩のように多くの方々に幸せをもたらし、良いエネルギーを届けられる女優になりたいと考えています」と明かす。
続けて、「“初恋のアイコン”の系譜を継ぐ?そうおっしゃっていただくだけでも手に余る思いです。そのような考えよりも、まずは与えられたことに最善を尽くし、一歩ずつ歩いていきたい気持ちが大きいです」と謙虚な思いも伝えた。
また、『あの頃、君を追いかけた』の撮影を振り返り、次のように心境を打ち明けた。
「演技というのは正解がないので、それを探す過程で自分自身を成長させることができるという考えはしました。それに、今回のキャラクターを自分が作っていくにあたって、幸せだったと思います。作品を作り上げていく過程は本当に幸せそのものでした。撮影の雰囲気もとても良かったです」
「演技が難しいのは当然ありました。台本を読むのも初めてで、俳優の方々と息を合わせるのも初めてで、映画の現場も初めてでした。すべてが初めてだったのでとても難しく、緊張もしましたが、幸せで面白かった場面も多かったです」
最後に「映画を撮りながら、演技ですが“本当”の部分もありました。演技がとても面白い、魅力的だと思いました」と伝えたダヒョン。TWICEがデビュー10周年を迎える2025年、「女優キム・ダヒョン」として2度目のデビューを果たした彼女の今後に注目し続けたい。
(記事提供=OSEN)
◇ダヒョン プロフィール
1998年5月28日生まれ。本名キム・ダヒョン。2015年にTWICEのメンバーとしてデビュー。色白で可愛いビジュアルの持ち主で、グループ内ではリードラッパーを担当している。バラエティ番組で存在感を発揮することが多く、親しみやすい魅力で多くのファンを魅了している。2025年2月21日に韓国で公開の映画『あの頃、君を追いかけた』で、TWICEメンバー初の女優デビューを果たした。
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