KARAのスンヨンが深刻なダイエットで難病にかかった過去を告白する。
12月8日に韓国で放送される『ボディメンタリー「体重」に関する告白』(原題、SBS)には、歌手のキム・ワンソン、チョン・ヒョソン、ソユ、スンヨン、MAMAMOOのファサが出演する。
それぞれの時代とジャンルで並外れた存在感を発揮してきた5人のスターが、外見にまつわる多くのエピソードを打ち明け、その過程で失った“私”を探す旅に出るという番組だ。
幼い頃から済州(チェジュ)島のみかん畑で歌いながら歌手の夢を育ててきたというソユ。歌唱力だけで十分だと信じていた歌手の道には、予想だにしない障壁があった。
まるでアイドルの公式のようについて回った「身長引く体重120」だ。身長から体重を引いた時、120にならなければならないという苛酷な基準を意味する。夢にまで見たデビューをしたあとも数字に執着しなければならず、救急室で点滴を打っていても体重が増えるのではないかと心配した日々を回想する。
完璧なスタイルのために15cmのヒールを履き、補正下着で全身を締め付けて過ごしていたというチョン・ヒョソンも自身の過去を振り返る。
偏平足の彼女には、過度に高いヒールと血液循環を妨害する補正下着よりも、大衆からの関心が減ることの方が苦痛だったという。無理をして活動していた危険な日々を語る。
“人形のような外見”でガールズグループの理想と呼ばれたスンヨンは、『ミスター』のヒットで日本に韓流ブームを巻き起こすほどの人気を得た。しかし、栄光の影には辛い記憶が伴う。
「太った時は46kg。それで4kg減量したら気絶した」と明かすスンヨン。ローライズパンツと短いトップスを着こなすには、お腹が少しも出てはいけなかったという。痩せることに執着し、難病にかかった過去を告白する。
80年代後半、韓国の音楽業界にセンセーションを巻き起こしたキム・ワンソンも例外ではなかった。大きな交通事故を経験しても1週間で舞台に立つほど苛酷な全盛期を送った彼女は、体重が30kg台にまで落ちた経験や、ビスケット1つでパフォーマンスした過去を打ち明ける。
ほかにも、『Maria』『I LOVE MY BODY』『NA』などの楽曲で、体型にまつわるメッセージを発信してきたファサ。誰よりもありのままの自分を愛しているかに思えるが、彼女もやはり典型的な美の基準から抜け出すことができなかった。無理にダイエット薬を飲み、体重とともに自分を失っていた彼女は、“ファサらしく”生きられるようになったきっかけを語る。
5人のスターたちの率直な告白が聞ける『ボディメンタリー「体重」に関する告白』は、12月8日に韓国で放送。
(記事提供=OSEN)
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