16歳で母親になった韓国女性の衝撃的な日常が公開される。
10月30日夜に韓国で放送されるバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ5』(原題、MBN)第20回には、高校1年生で妊娠・出産を経験し、母親になったキム・ジョンミンさんが登場する。
10代で母になった理由を明らかにする一方で、深刻なアルコール中毒によって中3の息子との関係が悪化したと告白する。
まず、再現ドラマを通じて、親になるまでの過程が明かされる。「高1の時、彼氏の勧めで酒を飲んで同棲を始めたのだが、罪を犯した彼氏が少年院に行くことになった。その後、妊娠が発覚した」とし、「彼氏が出所後に一緒に暮らしたが、日常的に暴力を振るっていたので別れた。そうするうちに母親まで亡くなり、酒に頼るようになった。さらに、うつ病が悪化し、子どもが施設に送られたにもかかわらず、依然として酒を止められずにいる」と吐露する。
再現ドラマが終わると、キム・ジョンミンさんと息子の日常が公開される。
朝、起床したキム・ジョンミンさんは登校準備をする息子に「(酒を飲み過ぎて)二日酔いなのでラーメンを作ってほしい」と要求。息子が作ったラーメンを受け取ったキム・ジョンミンさんは「お母さん、お酒飲んでも良い?」と尋ね、スタジオ出演者に衝撃を与える。
パク・ミソン、ソ・ジャンフン、イン・ギョジンのMC人も信じられない状況に驚愕。その後も酒を飲み続けるキム・ジョンミンさんの姿に、パク・ミソンも思わず「ご飯をつまみだと思っているみたい」と舌を巻く。
夕方になって下校した息子は、朝と変わらず飲み続ける母親を見かねて、「どうか酒を飲まないでほしい。お金もたくさんかかるんじゃない?僕にはお小遣いもくれないくせに…」と不満を吐露。するとキム・ジョンミンさんは「お母さんはATM?」と急に怒り出し、「中3になったらバイトすると言っていたのに、なぜ働かないの?」と息子を責め立てる始末。
ついには「(施設で暮らしていたのに)なぜ家に帰ってきた」と激怒。息子は「僕はまた施設に入るから、お母さんは病院に行って」として家を出るのだった。
息子は保育施設で8年を過ごした過去を持つ。その後、母親と同居し始めて1年半ほど経った状態だが、毎日酒を飲みながら暴言を吐くキム・ジョンミンさんの姿にパク・ミソンは怒りを禁じえない。「中3の息子に仕事をしろとは、それが母親の言うことか?息子の言うことは一つも間違っていない」として、スタジオでキム・ジョンミンさんを強く叱るのだった。
家を飛び出た息子は、やるせない気持ちで近所の合気道場を訪れ、コーチに悩みを打ち明ける。「母親のために月16日も学校から早退しているが、そのせいで警告通知まで受けた。母は毎月病院に行っているが、僕を同行させる。また、診療を終えた後は酒を買って来いと言われる」とも明らかにする。
「一日にビール16缶も飲んだことがある」ほどの深刻なアルコール中毒と、息子との不和を抱えるキム・ジョンミンさんが、自身の問題点を直すことができるかに関心が集まる。
(記事提供=OSEN)
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