10代で妊娠した韓国女性が、「妹も私のような人生を生きることになるかと思うと恐ろしい」とテレビで打ち明ける。
9月25日に韓国で放送されるバラエティ番組『大人たちは知らない高校生ママパパ5』(原題、MBN)最新回には、彼女は19歳で妊娠し、20歳で出産したイ・ナムヒさんが出演。依然として家庭内暴力に苦しめられている実家の母親と、歳が離れた妹を心配し、スタジオの出演者たちに助言を求める姿が公開される。
まず、イ・ナムヒさんは再現ドラマを通じて、韓国人の父親とベトナム人の母親の間で育った“多文化家庭”出身であることを明らかにする。続けて「幼い頃から多文化家庭の子供という理由で、町内の人々はもちろん学校の友達にもからかわれた。家庭内暴力が激しい父親から逃げたくて、19歳で独立してアルバイトをした」と付け加えた。
だが、イ・ナムヒさんは「バイト先で出会った12歳年上の男性が、“家もあり事業もしているが、事業のためにしばらくここで経験を積んでいるところ”とアプローチされ、なぜか責任感を持って私を守ってくれると思い、出会って一週間後に交際を開始した。また、即決で同棲も始めた」と告白し、スタジオをため息で埋め尽くす。
何よりもイ・ナムヒさんは、「同棲開始後、妊娠が発覚した状況で、実は彼氏が家も車も持っておらず、事業家という言葉も全て嘘だということを知った。ついには仕事もせず、家で遊んでばかりいた」と明かし、皆を驚愕させる。
結局、妊娠した体で生活苦に陥ったイ・ナムヒさんは、DV父と生まれたばかりの妹がいる実家に一人戻り、彼氏とは離れて過ごすことになった。以降、イ・ナムヒさんは「父親から独立して大人っぽい人と家庭を作りたかっただけなのに、もう希望が何も残っていない」と絶望的な気持ちを吐露する。
このような再現ドラマが終わると、イ・ナムヒさんがスタジオに登場。3人のMC、パク・ミソン、ソ・ジャンフン、イン・ギョジンは、「思ったよりも明るく見えてよかった」と挨拶をしたあと、「(12歳年上の男とは)離婚したのか?」「父親との溝も深刻に見えたが、今はどうなのか?」など近況を尋ねる。
イ・ナムヒさんは質問に率直に答え、「ここ(番組)に出てきた理由は妹のためだ。私の妹が私のようになるのではないかと、それが一番大きな心配」と吐露する。現在の彼女の実家の状況、生活ぶりはどうなっているのか。25日の放送で明らかになる見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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