女子卓球韓国代表の2020東京五輪団体戦出場が危ぶまれている。
チュ・ギョソン監督率いる女子卓球韓国代表(世界ランキング5位)は、1月24日(日本時間)にポルトガルで行われた2020東京五輪の卓球団体戦・世界最終予選のベスト16で北朝鮮に1-3で敗れた。
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これにより、韓国はベスト16で負けた国8チームによるトーナメントへ移行。ここで1位になった国だけがオリンピック出場権を得ることができる。つまり、3連勝しなければ東京五輪の出場権を逃してしまう難しい状況となったのだ。
韓国の女子卓球は、直近の監督交代により困難に直面している。
前監督のユ・ナムギュ氏が昨年末に個人的な事情として退任したが、その過程には国内トップランカーであるチョン・ジフィとの確執があったことが明らかになった。
韓国はチュ監督を代行に送り出し、ユ前監督の退任による空白を最小限にとどめようとした。しかしオリンピック出場の希望は、今にも消えうる可能性がある。
一歩も後に引けなくなってしまった女子卓球韓国代表。はたして団体戦の最後の1枠をつかみ取ることができるのか、注目が集まる。
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