ファン・ヒチャン(ザルツブルク)に向けた“ラブコール”が続いている。
フランスのメディア『L’EQUIPE』は1月10日(日本時間)、「オリンピック・リヨン(フランス)がファン・ヒチャンの獲得に関心を持っている。負傷で離脱したメンフィス・デパイの代わりの選手」と報道した。
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ファン・ヒチャンは今冬の移籍市場で、欧州クラブから多くの関心を受けている。今シーズンの活躍のおかげだ。ファン・ヒチャンは22試合に出場し、9ゴール14アシストという大活躍を広げている。
初めて出場したUEFAチャンピオンズリーグでも3ゴール5アシストを記録し、自身の競争力をしっかりと証明した。ファン・ダイク(リバプール)やカリドゥ・クリバリ(ナポリ)など、世界的なDFとの競争でも劣らない姿を見せた。
そんな活躍でファン・ヒチャンは、イングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトンから高い関心を受けた。移籍金も1900万ポンド(約27億2000万円)に策定された。
しかしエルリング・ブラウト・ホランドをドルトムント(ドイツ)に、南野拓実をリバプール(イングランド)に送ったザルツブルクが、ファン・ヒチャンの移籍に難色を示したことで状況が変わった。
ザルツブルクのクリストフ・プロポイント団長は最近のインタビューで、「ファン・ヒチャンについての問い合わせは多いが、彼は来春もザルツブルクでプレーするだろう」と移籍を一蹴した。
それでもファン・ヒチャンに関心を示すクラブは増えている。
『L’EQUIPE』によると、オリンピック・リヨンの最優先獲得対象者は、カメルーン代表FWカール・トコ・エカンビ(ビジャレアル)だが、計画がずれた場合、ファン・ヒチャンを優先する可能性が高いそうだ。
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