11月のプレミアリーグ月間最優秀選手、ソン・フンミン受賞なるか…4試合2G4Aの活躍

ソン・フンミン(27・トッテナム)は生涯3度目となる「プレミアリーグ月間最優秀選手」に選ばれるだろうか。

プレミアリーグ事務局は12月7日(日本時間)、11月の月間最優秀選手候補7人を発表した。

【写真】危険タックルのソン・フンミン、“謝罪と祈り”のパフォーマンスか

その7人にソン・フンミンが含まれることには、まったく違和感がない。11月のリーグ4試合で2ゴール4アシストを記録し、新たに就任したモウリーニョ監督体制の中心メンバーとして活躍したからだ。

特に11月に行った最初の試合となったエバートン戦が不調だったことを踏まえると、より注目に値する成績表だ。当時ソン・フンミンはエバートンのMFアンドレ・ゴメスにタックルし、彼の足の骨折という大怪我につながった。3試合の出場停止処分は取り消されたものの、トッテナムが心理療法支援を約束するほど精神的な衝撃が大きい事件だった。

しかしソン・フンミンの真価は、その後に輝いた。直後に行われたUEFAチャンピオンズリーグのツルヴェナ・ズヴェズダ戦に出場し、マルチゴールを記録。以降もリーグで調子を上げて攻撃ポイント(ゴール+アシスト)を量産した。

(画像=トッテナム公式SNS)ソン・フンミン

最近、最高潮を迎えた勢いは、さらに肯定的に作用する可能性がある。12月8日に行われたバーンリー戦でソン・フンミンは、“人生最高のゴール”といえるような得点を生み出した。

相手陣地からドリブルで独走し、最後はキーパーとの一対一を冷静に決めた。なんと70m以上の距離を単独で走り切り、自分の能力だけで作り出したリーグ5号ゴールだった。

モウリーニョ監督やチームメイトはもちろん、地元のメディアやファンの間でも賛辞があふれている。英BBCは、「このようなゴールはACミラン時代のジョージ・ウェア以来、初めて」とソン・フンミンをラウンドベスト11に選出した。

トッテナム公式SNSを通じてファンを相手に進行したバーンリー戦の最優秀選手投票では、ソン・フンミンが77%の得票率を受け、2位ハリー・ケイン(22%)を圧倒した。

7人の候補の中で最も多くの攻撃ポイントを記録したソン・フンミンがもし受賞すれば、2016年9月、2017年4月に続き、通算3回目の受賞となる。

ただ競争相手も手強い。

まず同じトッテナムに所属するデレ・アリは4試合3ゴール1アシストを記録し、新監督就任後に生まれ変わった姿を見せている。10月の月間最優秀選手に選ばれたジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ)は、11月も3試合3ゴール2アシストと固め打ちしており、連続受賞を狙う。

月間最優秀選手は、イギリス『EAスポーツ』のホームページで12月10日午前3時まで行われるファン投票で選ばれる。

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