宿命のライバル日本に敗れ、プレミア12の連覇を逃した野球韓国代表。韓国代表率いるキム・ギョンムン監督は試合後、課題を克服し、2020年東京五輪で挽回する覚悟を誓った。
韓国は、11月17日に東京ドームで行われたプレミア12決勝で日本に3-5で敗れた。16日のスーパーラウンド最終戦でも敗れていた韓国は、今大会を準優勝で去ることとなった。
試合後、キム・ギョンムン監督は「日本の優勝を祝福したい。準優勝をして気分のいい人間はいないはずだ。我々の選手は約1カ月の間、努力を続けてきた。今日の敗戦は忘れ、来年8月に迎える東京五輪までにしっかりと準備し、次こそは勝てるように再び努力していく」と述べた。
優勝に届かなかった要因については「負けたことは監督に責任がある。他に理由があるとは考えない」と、全責任が監督である自分自身にあるとキム監督は語った。
韓国代表は今大会通して打線の中心が機能せず、打撃面で物足りなさを残した。キム監督も「中心打線は大会が終わるまで猛打を振るうことはなく、野球の難しさを思い知った」と悔しさを見せた。
しかし、キム監督はすでに来年の東京五輪を見据えていた。
「若い選手をはじめ、投手と野手双方で期待できる選手を見つけられた。すでに11月ではあるが、韓国に戻り準備を進め、来年8月に戦える代表チームを作り上げたい」と、今大会での経験をバネに、より強い代表チームを作り上げる決意を表明した。
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