―2022年7月
蔚山は天野選手のエージェントを通じて2023年契約論議を進行
―2022年10月26日
ホン・ミョンボ監督、チョ・グァンスコーチと面談を実施
チョ・グァンスコーチと個人面談を追加実施
―2022年10月27日
蔚山クラブ事務局と天野選手、最終ミーティング実施
天野「残留の気持ちに変化はない」と個人条件合意
―2022年10月31日
蔚山は横浜F・マリノスにレンタル提案書を伝達
―2022年11月3日・4日
3日に蔚山は横浜F・マリノスに2次レンタル提案書を提出
4日に選手契約書およびクラブレンタル合意書を伝達
そして2枚目の資料では「天野純記者会見内容の事実確認」と題して次のように記した。
天野「契約について正式に話し合ったことはない。蔚山から本気で考えて席を作ってくれたことはありませんでした」
ファクトチェック1
事実ではない:蔚山現代のホン・ミョンボ監督、コーチ陣、事務局は2022年7月、10月、11月に天野と完全移籍もしくはレンタル移籍延長について論議。合意で進行したことがある。さらに年俸と条件についても相互合意が完了し、11月3日に横浜に2度目の提案書を送っている。
天野「シーズンが終わった後も正式オファーはありませんでした。蔚山に契約する考えがないと受け入れました」(本人修正で「11月中旬に正式オファーが来たが、そのときはすでに全北との協議が大詰めで決まった状態でした」)
ファクトチェック2
事実ではない:2022年10月31日、クラブと選手個人の合意完了により、横浜側にレンタル延長提案書を伝達し、11月4日には事前合意した内容に基づき天野に個人契約書を伝達している。蔚山は7月から天野の残留のためにホン・ミョンボ監督、池田誠剛コーチ、チョ・グァンス・コーチ、そしてクラブ事務局などが選手とミーティングを実施してきた。
つまり、資料によると、蔚山側は昨年7月、10月、11月にかけて完全移籍またはレンタル延長について議論し、合意していたという。年俸と条件についても相互合意し、11月3日に元所属チームの横浜F・マリノスに2度目の提案書を送り、11月4日には天野に個人契約書を渡していたという。
天野の主張とは異なる事実があったようだが、はたして。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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