KFAは「2018年ロシアW杯のように、今回もソウル市と光化門広場での街頭応援を事前に準備していた。ただ、深い議論の末、今大会で街頭応援を開催することは正しくないと判断した」とし、「梨泰院惨事(事故)が起きてから1カ月も経過していない時点で、同じ管内で街頭応援を行うことが国民感情に合わないと判断した」と伝えた。
続けて、「遺族、そして痛みを負った多くの方々の慰労になることを願う意味で、最終決定を下した」と付け加えた。
韓国における街頭応援は、2002年日韓W杯から4年ごとに続いてきた韓国サッカーファン最大の祭典だった。
過去にはスポンサーや企業など民間が主導となっていたが、前回の2018年ロシアW杯からはKFAとソウル市が共同で主催していた。
カタールW杯は来る20日から開幕する。雑踏事故が起きてから1カ月も経過していない時点で大会が行われるため、KFAは国民感情を考慮して街頭応援を中止することで決定した。
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