日本でも活躍した韓国女子プロゴルファー、イ・ボミ(33)が1年8カ月ぶりに韓国女子ツアーの大会に臨んでいる。
5月13日に京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市の水原(スウォン)CCでスタートした韓国女子ツアーの「2022 NH投資証券レディースチャンピオンシップ」。
15日まで開催予定の同大会には賞金総額8億ウォン(日本円=約8000万円)がかけられ、優勝者には賞金1億4400万ウォン(約1440万円)が贈られる。
そんな同大会に、韓国女子ツアーの永久シードを持つイ・ボミが出場している。
2011年に日本ツアー参戦以降、2015年から2年連続で賞金女王に輝くなど華々しい活躍を見せたイ・ボミは、今年4月の「ヤマハレディースオープン葛城」での予選落ちをもって日本ツアーでのシード権を喪失していた。
韓国女子ツアーの大会への出場は、2020年9月に行われた「2020ファントムクラシック」以来、約1年8カ月ぶりとなるイ・ボミ。
アウトコース(1番ホールからスタート)の35組目で、ノ・スンヒ(21)、ソン・ガウン(21)の後輩選手2人とともに13時55分にティーオフし、2バーディ・4ボギーの2オーバーで「74」とし、104位タイでラウンドを終えた。
俳優で夫のイ・ワンも観戦に訪れていたという同ラウンドを、白を基調としたポロシャツに黒のスカートを合わせたゴルフウェアで回っていたイ・ボミ。予選通過へ厳しいスタートになったものの、第2ラウンドでの巻き返しを期待したいところだ。
◇イ・ボミ プロフィール
1988年8月21日生まれ。韓国・江原道 出身。身長158cm。12歳のころ、当時米国女子ツアーで活躍した朴セリに影響されてゴルフを始めた。2006年に韓国の代表常備軍(代表候補)入りを果たすと、翌年にプロ転向し3年目で初優勝。2011年からは活躍の場を日本に移し、2015年から2年連続賞金女王に輝いた。2019年12月28日、俳優イ・ワンと結婚式を挙げた。
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