2月20日、町田GIONスタジアムで2022明治安田生命J2リーグ第1節、FC町田ゼルビアとFC琉球の試合が行われた。
この日、FC町田ゼルビアのチョン・テセ(鄭大世)は後半から出場し、両チーム最多の2本のシュートを記録。
しかし、イエローカードをもらったこともあってか、後半43分に交代。インアウトとなった。
スコアレスドローで終わった開幕戦について、FC町田ゼルビアのランコ・ポポヴィッチ監督は、「難しいタフな試合になることは予想していた。開幕戦ということもあり、すべてが上手くいくとは思っていなかったし、今週、選手にもやろうとしていることが、上手くいかなくても、決して焦らずに、慌てずに、焦れずに、粘り強く戦おうという話をしてきた」と説明した。
最後の10分については、「高い位置からプレッシャーを掛けて、ボールを素早く動かすという、我々が狙っていることを見せられた」と評価し、それが「我々の求めていること、やりたいこと。それを90分間通してやり続けることが、難しいことはわかっているが、昨シーズンも、それができるということを証明し続けてきたので、次の試合に向けていい準備をして、我々の本来の姿、良さをより出せるようにやっていきたい」と語った。
さらに、「我々ならもっとできる」と強調し、「力を持っている選手たちなので、質の高いプレー、チーム全体が連動して組織的なコレクティブなプレーを、もっと高いレベルでできると思っている」と述べた。
この日、限られた時間のなかでも、両チーム最多のシュートをマークしたチョン・テセ。昨シーズンはJ2リーグ33試合に出場し、5得点を挙げたが、FC町田ゼルビア2年目となる今シーズンは、彼の本来の姿にも期待がかかる。
(文=玉 昌浩)
前へ
次へ