“羽生越え”チャ・ジュンファン、疑惑判定に泣いた韓国ショートトラックに言及「世界最高の実力」

韓国フィギュアスケートの“看板選手”チャ・ジュンファン(高麗大)が代表チームメイトにエールを送った。

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『聯合ニュース』や『NEWSIS』など複数の韓国メディアが報じたところによると、チャ・ジュンファンは2月8日の北京冬季五輪フィギュアスケート男子シングル・ショートプログラムを終えた後、以下のようなコメントを伝えた。

「昨日、選手村で競技を観ていたがとても残念だった。韓国ショートトラックの選手は世界最高の実力を持つ最高の選手たちだ。僕がこんなことを言う立場ではないが、全員に頑張ってもらいたい」

チャ・ジュンファンは去る6日にもショートトラック韓国代表の練習現場を訪れ、応援メッセージを伝えたことがあった。それほど、お互いに仲の深い間柄であるということだ。

「昨日の試合を観て悔しさを感じはしたが、今日はひとまず自分の演技に集中した」というチャ・ジュンファンは、「緊張はしたが、楽しむ気持ちで演技をしたことが良い結果につながったと思う」と手ごたえを語った。

チャ・ジュンファン

7日のショートトラック男子1000mでは、準決勝でファン・デホン、イ・ジュンソの韓国勢がいずれも不可解な判定の末に反則で失格となり、決勝進出に失敗していた。

「フリーでも完璧な演技を」

チャ・ジュンファンは8日の男子シングル・ショートプログラムで自己ベストを記録。

技術点(TES)54.30点、芸術点(PCS)45.21点の計99.51点と、100点にはわずかに及ばなかったが、今年1月の国際スケート競技連盟(ISU)四大陸選手権大会でマークした自己ベスト98.96点を更新した。

順位も、1位のネイサン・チェン(アメリカ)、2位の鍵山優真(日本)、3位の宇野昌磨(日本)に次ぐ4位につけた。

チャ・ジュンファンの記録は、北京五輪優勝候補でオリンピック3連覇を目指す日本の羽生結弦(95.15点、8位)より高い点数だった。

チャ・ジュンファンは自身の演技について、「(100点突破を)少し期待していたが、良い演技をできたことに満足している」と振り返り、「フリーでも完璧な演技を披露したい」と意気込みを伝えた。

なお、チャ・ジュンファンとともに韓国から出場したイ・シヒョン(高麗大)は技術点30.75点、芸術点35.94点、減点マイナス1.00点の総合点65.69点とし、27位に終わった。

フィギュアスケート男子シングル・フリーは来る10日に行われる。

◇チャ・ジュンファン プロフィール

2001年10月21日生まれ。韓国・ソウル出身。身長178cm。趣味は音楽、映画鑑賞。韓国のバラエティ番組で東方神起のユンホと共演したこともある。その長身と甘いマスクから海外でも人気が高く、「ベイビージュン」「ジュンリエット」「チャーミングジュン」といった愛称が付けられている。

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