学生時代の“いじめ問題”に続き、妹は結婚・浮気疑惑まで浮上したイ・ジェヨン&イ・ダヨンの“女子バレー美人双子”が、早々にギリシャに向かう見込みだ。
2人は10月12日、ギリシャ大使館を訪れ、就業ビザ発給のための領事インタビューを行った。去る9月29日に国際バレー連盟(FIVB)が2人の国際移籍同意書(ITC)を発給してから13日ぶりだ。
イ・ジェヨンとイ・ダヨンがギリシャ大使館から出てくる様子は、『聯合ニュース』などのカメラが収めている。2人はカメラに目を合わせたりしたが、平然とした表情で一貫していた。
就業ビザの発給には、一般的に2~3日がかかるという。そのため2人は早ければ今週中にも韓国から出国し、移籍先であるギリシャのPAOKテッサロニキに合流する可能性がある。
数々の疑惑について、出国前に何かしらの立場を表明するのかが注目される。
女子バレー韓国代表の主力という実力と華やかなルックス、そして双子というユニークさで高い人気を誇っていたイ・ジェヨンとイ・ダヨン。しかし今年2月、とあるオンラインコミュニティに「過去にイ・ジェヨンとイ・ダヨンから校内暴力を受けた」という書き込みが掲載され、状況は一変した。
書き込みには「“汚いから”、“臭いから”と、隣に来るなと言われた」「“任せた仕事をしなかった”という理由でナイフで脅迫された」など、具体的な加害行為が記されていた。
この書き込みを受け、イ・ダヨンとイ・ジェヨンは疑惑を認め、自身のSNSを通じて謝罪。イ・ダヨンは「学生時代、一緒に汗を流し運動した同僚たちに、幼い心で大変な記憶と傷を与える言動をした点について、深くお詫びいたします」、イ・ジェヨンは「今からでも私によって苦痛を受けた友人たちが受け入れてくれるのであれば、直接会って過ちを認め、謝罪いたします」と、手書きの謝罪文を公開した。
その後、所属する興国生命スパイダーズは2人を無期限出場停止処分に。2人は出演していたテレビ番組や広告からも降板となった。また東京五輪を控えた状況で、韓国代表資格を剥奪された。
韓国国内でのプレーが難しい状況のなか、9月、ギリシャの女子バレーボールチームPAOKテッサロニキと契約すると報じられた。韓国バレーボール協会(KVA)はいじめ問題を理由にITCの発給を認めなかったが、双子姉妹はFIVBに訴え、ITCを“迂回ルート”で発給してもらうことに成功した。
ただ10月に入って、妹イ・ダヨンに新たな疑惑が浮上。イ・ダヨンの夫だというチェ氏が『TV朝鮮』のインタビューに登場し、イ・ダヨンと2018年4月に婚姻届を出した後、結婚生活をする間に暴言や暴力的な行動に苦しんだことを暴露した。
イ・ダヨン側は「婚姻生活はプライバシーとして保護されなければならないにもかかわらず、チョ被告は自身の身分を公開せず、イ・ダヨンとの婚姻生活に関するインタビューを行った」と、強い拒否感を示して対抗したが、彼女が結婚していたこと自体を知っている者はおらず、衝撃を与えた。
チョ氏は「好きな気持ちは残っていたし、離婚というレッテルを残したくなかったので、イ・ダヨンの気持ちを取り戻そうとした。しかし、イ・ダヨンは結婚後も何度も堂々と浮気をして私を無視し、“お前も悔しければ浮気してみろ”というような対応に一貫した」と主張しており、イ・ダヨンには浮気疑惑も出ている。
◇イ・ジェヨン&イ・ダヨン プロフィール
1996年10月15日生まれ。韓国のプロバレーボール選手で、韓国代表。ジェヨンが姉、ダヨンが妹の双子。2人ともVリーグの興国生命ピンクスパイダーズに所属していた。実父は陸上競技(ハンマー投げ)韓国元代表のイ・ジュヒョンであり、実母はソウルオリンピック代表セッターのキム・ギョンフィというサラブレッド家系だ。
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