大邱(テグ)FCを率いるイ・ビョングン監督が、名古屋グランパス相手に必勝を誓った。
大邱FCは9月14日、アウェーの豊田スタジアムで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦で名古屋グランパスと対戦する。
試合に先立ち、13日にオンラインで行われた前日記者会見には、大邱FCからイ・ビョングン監督とMFアン・ヨンウ(30)が出席。
イ監督ははじめに、「ACLベスト16入りを果たしたが、チームの新たな歴史を築いてくれた選手たちにとても感謝している。また、このような大きな大会に出場して、大邱をアジアに知らせることができて嬉しい」と、クラブ史上初となる決勝トーナメントの舞台に進んだことへの喜びと感謝を伝えた。
そして、「明日の試合は一発勝負だ。相手も十分に準備してきたと思うが、我々も名古屋についてたくさん分析をしてきた。相手の長所をシャットアウトし、我々の長所を発揮することができれば、明日の試合は十分勝算があると思う」とし、「ここ(名古屋)に来た理由は相手に勝つためだ。良い結果を得られるよう最善を尽くしたい」と並々ならぬ覚悟を明かした。
続けて、対戦する名古屋についての印象を問われると、イ監督は次のように答えた。
「個々人の能力に優れた選手が多く、そのような選手たちが組織的に動くことができる。また、特に守備のポジションが非常に優れている。主に試合では守備を下げて準備をし、ボールを奪った後は非常に速いスピードでカウンターアタックをする良いチームだと思う。名古屋には素晴らしい監督がいるが、監督の考えが選手たちにもしっかりと伝わった結果だと思う。組織力が良いチームだ」
また、「重要な試合なだけに、しっかり準備して必ず勝利する試合をお見せしたい」と意気込んだアン・ヨンウは、名古屋を率いるマッシモ・フィッカデンティ監督についてもコメント。
大邱FC以前に在籍したサガン鳥栖時代に指導を受けた指揮官について、「組織的にチームを上手く作り上げたことを記憶している。選手一人ひとりの長所を上手く引き出せる監督だった」と印象を語っていた。
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