全羅南道(チョルラ・ナムド)サウスリンクスCC霊岩(ヨンアム)で5月2日に開催された、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー2021年メジャー第1戦、「CreaSF&C第43回KLPGAチャンピオンシップ」(賞金総額10億ウォン=約1億円)で2連覇を達成したパク・ヒョンギョンは、「今年の初優勝があまりにも早く訪れたため戸惑っている。自分自身によくやったと伝えたい」と感想を述べた。
【写真】パク・ヒョンギョンも笑顔!KLPGA今季初メジャーのフォトコール
昨年は2勝を挙げて賞金ランク7位に入ったパク・ヒョンギョンは、「競おうという気持ちになりたかった。前半に2打差をつけることができたので、欲張らずに安心して着実にバーディーを出せた。特に、9番ホールで20メートルのロングパットがバーディーになり、後半もいい流れになったので優勝できた」と優勝の背景を説明した。
彼女は今回の優勝までに多大な努力を傾けたと話し、「先月、済州(チェジュ)で行われたシーズン初のロッテレンタカー女子オープンでは47位にとどまり、良くない成績で大会を終えたにもかかわらず、練習の途中で飛行機に乗った。努力すればいつかは日の目を見るという自身は持っていたが、意外と早く日の目を見ることができた」と述べた。目標だった1勝をすでに収めただけに、今後は2勝目に挑戦するという覚悟を示しているようだ。
続いてパク・ヒョンギョンは、スポンサーである韓国土地信託が10月に主催する「東部建設・韓国土地信託チャンピオンシップ」で優勝したいという希望を明らかに。しかも、会場のサンテヒル益山(イクサン)CCは、自身の故郷である全羅北道(チョルラ・ブクド)益山にある上、両親が初めて出会った場所なので、さらに意味深いものとなるはずだと強調した。
そして、昨年に同大会で初優勝した時の涙について、2019年は不振の末に優勝をはたした感激の涙で、この日は4ラウンドの間、重いキャディバックを背負ってクラブの選択や助言で苦労を厭わなかった元プロの父親パク・セス氏のこと思って流した涙だったと打ち明けた。試合中は胸が熱くならないように頑張ったが、結局涙が出てきたと話している。
パク・ヒョンギョンは18番ホール(パー4)での状況について、「自分が4メートルのバーディーパットではなく、パーを記録した後、1打差のキム・ジヨンが1.8メートルのバーディーパットを成功させ、延長戦に臨む準備をしたが、優勝が決まった」と語った。
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