ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが、韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)の獲得を検討しているという。
4月1日(日本時間)、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が報じている。
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同メディアによると、バイエルンは2023年6月30日にトッテナムとの契約が終了するソン・フンミンについて、契約残り1年となる来夏の移籍市場での獲得を計画しているという。
トッテナムは昨年末、ソン・フンミンに週給20万ポンド(日本円=約3050万円)での新契約をオファーをしていた。だが、新型コロナウイルス感染症の影響による財政難で交渉を中断している状況だ。
去る2010年にハンブルガーSVでプロデビューしたソン・フンミンは、バイエル・レバークーゼンを経て2015年8月に2200万ポンド(約33億6000万円)の移籍金でトッテナムに加入した。
すでにドイツでの活躍が証明されている選手であり、トッテナムでも成功神話を築いていることから、以前にもバイエルンの関心を受けたことがある。
ソン・フンミンは2018年、当時バイエルンの看板ウィングだったフランク・リベリーとアリエン・ロッベンに代わる後釜として、獲得候補に挙げられていた。
『フットボール・インサイダー』は「バイエルンには(現在同じポジションに)セルジュ・ニャブリ、レロイ・サネなどがいるが、ソン・フンミンは最近、彼らよりも優れた記録を残している」とし、トッテナムで通算105ゴール63アシスト(270試合出場)を挙げているソン・フンミンが全盛期にあることを伝えた。
トッテナムはソン・フンミンとの契約延長交渉が失敗に終わった場合、来年夏までは移籍金を得ることができる。バイエルンのような欧州屈指のビッグクラブとしては、いつになく獲得に本腰を入れるしかないだろう。
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