東京五輪本戦出場を目指す女子サッカー韓国代表が、アジア最終予選プレーオフに向けた最後の招集トレーニングを実施する。
韓国サッカー協会は3月16日、中国との東京五輪アジア最終予選プレーオフ前の最後の女子サッカー韓国代表招集メンバーを発表した。
計28人を招集した代表チームは今後、来る22日から坡州(パジュ)のサッカー国家代表トレーニングセンター(NFC)でトレーニングを行った後、最終的なメンバーを確定する予定だ。
メンバーは以下の通り。
GK:カン・ガエ(世宗スポーツTOTO)、キム・ジョンミ(仁川現代製鉄)、ユン・ヨングル(慶州韓国水力)
DF:キム・ヘリ、イム・ソンジュ、チャン・スルギ、ホン・ヘジ(以上、仁川現代製鉄)、シム・ソヨン(世宗スポーツTOTO)、パク・セラ、イ・セジン(慶州韓国水力)
MF:チ・ソヨン(チェルシーFCウィメン)、チョ・ソヒョン(トッテナム)、イ・ミナ、イ・ヨンジュ(以上、仁川現代製鉄)、クォン・ハヌル(報恩尚武)、クォン・ウンソム(水原UDC)、チャン・チャン(ソウル市庁)、チョ・ミジン(高麗大学)
FW:カン・チェリム、ソン・ファヨン、チェ・ユリ(仁川現代製鉄)、イ・グムミン(ブライトン)、ヨ・ミンジ、キム・サンウン、ソ・ジヨン(慶州韓国水力)、チョン・ウンハ、チュ・ヒョージュ(水原UDC)、イ・ウニョン(高麗大学)
コリン・ベル監督率いる女子サッカー韓国代表は、4月8日に韓国・京畿道(キョンギド)の高陽(コヤン)総合運動場で第1戦、13日に中国・江蘇省の蘇州(スージョウ)オリンピックスポーツセンターで第2戦を戦う。当初昨年に予定されていたプレーオフは、新型コロナウイルス感染症の影響で延期に延期を重ね、来月に開催されることとなった。
女子サッカー韓国代表は未だオリンピック本選に出場したことがない。それだけに今回、是が非でも東京で行われる本大会に進む意志が強い。
今回の招集には、チャン・スルギやイ・ミナといった国内組の既存メンバーのほか、イングランドのFA女子スーパーリーグで活躍するチ・ソヨン、チョ・ソヒョン、イ・グムミンなど海外組も合流。さらには、チュ・ヒョージュやイ・ウニョンら新進気鋭の若手もメンバーに加わった。
なお、イングランドでプレーする3選手については、所属クラブとの協議を行った後、合流日を決定する予定だ。
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