【現地取材】欧州通算150ゴール達成のソン・フンミン、自身に浮上した“レアル移籍説”に言及

「何と話せば良いのか…」

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欧州通算150ゴールを達成した韓国代表FWソン・フンミン(28、トッテナム)が、自身に浮上したレアル・マドリード移籍説について口を開いた。

ソン・フンミンは1月6日(日本時間)、本拠地トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたカラバオカップ準決勝のブレントフォード(2部)戦で先発出場。1-0で迎えた後半25分に追加点を挙げ、チームの2-0の勝利に貢献した。

トッテナムを決勝に導いたソン・フンミンは、クラブキャリア初の優勝トロフィーを目前とした。

決勝は来る4月25日にウェンブリー・スタジアムで行われる。トッテナムは、明日(1月7日)の準決勝もう一試合であるマンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティの勝者と対戦する。

(写真提供=ロイター/アフロ)ソン・フンミン(左)

大記録を生み続けるソン・フンミン

この日も稲妻のようなスプリントが輝いた。

後半25分、ソン・フンミンはカウンターの場面で相手DFの裏を突くと、最後は右足で冷静にゴールネットを揺らした。去る2日のプレミアリーグ第17節リーズ・ユナイテッド戦に次ぐ2試合連続ゴールだ。

これでソン・フンミンはシーズン16ゴール目に成功。リーズ・ユナイテッド戦でのトッテナム通算100ゴール達成に続いて、欧州通算150ゴールも成し遂げた。

ソン・フンミンは去る2010年にハンブルガーSVでプロデビューし、バイエル・レバークーゼンを経て2015年夏にトッテナムに移籍するまで、ドイツ・ブンデスリーガで通算49ゴール(161試合)を決めていた。

名実ともにアジアサッカーの生きる伝説として歴史を刻んでいるソン・フンミン。去る2019年10月に元韓国代表FWチャ・ボムグン(67)の持つ韓国人通算最多ゴール(121ゴール)を更新したのに続き、2020年10月には同じくチャ・ボムグンの持つアジア人選手の欧州主要リーグ最多ゴール(98ゴール)も塗り替えている。

ソン・フンミンは試合後、本紙『スポーツソウル』とのオンラインインタビューで「前回トッテナム通算100ゴールを決めたように、今回の(欧州通算)150ゴールも簡単なことではない。チームメイトに感謝し、応援してくれたファンにも感謝の気持ちを伝えたい」と語った。

最近ではソン・フンミンがレアル・マドリードの獲得候補に浮上し、具体的な移籍金まで言及された。だが、本人は「何と話せば良いのかわからない」と笑うと、「僕はトッテナム所属だ。そのような話(トッテナム退団説)をすべて信じることはできないが、今は自分の立場で最善を尽くすことが重要なようだ」と述べた。

また、「今は他の考えはない。トッテナムでしっかり準備をして、発展した姿を見せることがファンに応えられる道だ」と付け加えた。

「僕の記録よりも…」

以下、ソン・フンミンとの一問一答。

―前回のリーズ・ユナイテッド戦でトッテナム通算100ゴールを達成したのに続いて、ブレントフォード相手に欧州通算150ゴールを成し遂げた。

個人記録はチームメイトの助けがなければ成し遂げられない。僕の記録より、全員で努力して決勝に進出できたことがもっと嬉しい。もちろん、前回トッテナム通算100ゴールを決めたように、今回の(欧州通算)150ゴールも簡単なことではない。チームメイトに感謝し、応援してくれたファンにも感謝の気持ちを伝えたい。

―あと1試合勝てば優勝だ。まだキャリアの中でクラブで優勝したことがないが。

決勝進出までに選手たちの多くの努力と犠牲が必要だった。決勝でも諦めない姿を見せなければならない。優勝が目標であって、決勝進出が目標ではない。カラバオ・カップをしばし忘れて、迫りくる試合を準備した後、4月の決勝戦に備える。

―最近では右腕に包帯を巻いているが。

大した問題はない(笑)。

―スプリントで後方のスペースに走り込んでからフィニッシュするまで、相手がわかっていても防げないレベルにまで進化している。

特別な練習法があるわけではない。選手たちが、僕が裏のスペースに入り込むことを好む。皆が僕の動きを認識しているから(得点が)可能だ。ほかの選手の動きにも従わなければならない。そうしてこそ、チームメイトがパスのタイミングをうまくつかむことができる。

―最近の素晴らしいパフォーマンスからか、スペインやイギリスではレアル・マドリード移籍説まで浮上している。

何と話せば良いのかわからない。僕はトッテナム所属だ。そのような話(トッテナム退団説)をすべて信じることはできないが、今は自分の立場で最善を尽くすことが重要なようだ。今は他の考えはない。トッテナムでしっかり準備をして、発展した姿を見せることがファンに応えられる道だ。

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