韓国サッカー協会(KFA)は9月28日、来る10月9日と12日に高陽総合運動場で行われる韓国A代表対U-23韓国代表のスペシャルマッチ「2020ハナ銀行カップ」に臨む両代表のメンバーを発表した。
この「2020ハナ銀行カップ」は、新型コロナウイルス感染症の影響で他国との代表戦が行えない状況で、代表チームの実戦感覚を維持するために実現されたイベントマッチである。
試合はホーム&アウェー方式で行われ、合計得点数の多い方が勝者となる。得点数が同じ場合はアウェーゴールが優先される。
9日の第1戦はA代表がホームチームの資格を得て、第2戦はU-23代表がホームユニホームを着用する。
パウロ・ベント監督率いるA代表には、元北海道コンサドーレ札幌GKク・ソンユン(26・大邱FC)や元鹿島アントラーズDFチョン・スンヒョン(26・蔚山現代)、元湘南ベルマーレFWイ・ジョンヒョプ(29・釜山アイパーク)、そしてFC東京からレンタル中のMFナ・サンホ(24・城南FC)など、元Jリーガー勢も含めた23人が招集された。
一方、キム・ハクボム監督率いるU-23代表は、去る1月のU-23アジア選手権に出場した選手を中心にメンバーを構成。
そこに、今季Kリーグ1(1部)ヤングプレーヤー賞最有力候補のFWソン・ミンギュ(21・浦項スティーラース)、昨年ポーランドで行われたU-20ワールドカップに出場したGKイ・グァンヨン(21・大邱FC)らが新たに合流した。
両代表招集メンバーの注目ポイントは、U-23世代の数選手がA代表に“昇格”を果たしたことだ。
今回、MFイ・ドンジュン(23・釜山アイパーク)、MFイ・ドンギョン(23・蔚山現代)、元アビスパ福岡DFウォン・ドゥジェ(22・蔚山現代)が、U-23代表ではなくA代表に招集された。U-23アジア選手権MVPにも輝いたウォン・ドゥジェ、そしてイ・ドンジュンの2人は、今回が初のA代表選出となる。
そのほか、GKイ・チャングン(27・尚州尚武)、FWキム・ジヒョン(24・江原FC)、DFキム・ヨンビン(29・江原FC)、DFイ・ジュヨン(28・全北現代)らも、初めてA代表に招集された。
GK:チョ・ヒョヌ(蔚山現代)、ク・ソンユン(大邱FC)、イ・チャングン(尚州尚武)
DF:チョン・スンヒョン(蔚山現代)、クォン・ギョンウォン(尚州尚武)、キム・ヨンビン(江原FC)、ウォン・ドゥジェ(蔚山現代)、イ・ジュヨン(全北現代)、ホン・チョル(蔚山現代)、キム・テファン(蔚山現代)、キム・ムンファン(釜山アイパーク)
MF:ソン・ジュンホ(全北現代)、イ・ヨンジェ(江原FC)、チュ・セジョン(FCソウル)、ハン・スンギュ(FCソウル)、ユン・ビッカラム(蔚山現代)、イ・ドンギョン(蔚山現代)、イ・チョンヨン(蔚山現代)、キム・インソン(蔚山現代)、イ・ドンジュン(釜山アイパーク)、ナ・サンホ(城南FC)
FW:イ・ジョンヒョプ(釜山アイパーク)、キム・ジヒョン(江原FC)
GK:ソン・ボムグン(全北現代)、アン・チャンギ(水原三星)、イ・グァンヨン(江原FC)
DF:カン・ユンソン(済州ユナイテッド)、キム・ジェウ(大邱FC)、キム・ジンヤ(FCソウル)、キム・テヒョン(ソウルイーランドFC)、ユン・ジョンギュ(FCソウル)、イ・サンミン(ソウルイーランドFC)、イ・ユヒョン(全南ドラゴンズ)、チョン・テウク(大邱FC)
MF:キム・ドンヒョン(城南FC)、メン・ソンウン(FC安養)、イ・スンモ(浦項スティーラース)、チョン・スンウォン(大邱FC)、ハン・ジョンウ(水原FC)、ハン・チャンヒ(FCソウル)
FW:キム・デウォン(大邱FC)、ソン・ミンギュ(浦項スティーラース)、オム・ウォンサン(光州FC)、オ・セフン(尚州尚武)、チョ・ギュソン(全北現代)、チョ・ヨンウク(FCソウル)
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