韓国Kリーグ、今夏の移籍市場の特徴は「海外組の復帰」「1部から2部へのレンタル」

新型コロナウイルス感染症の影響か、韓国Kリーグの夏の移籍市場がいつになく活発な様子を見せた。

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7月21日、韓国プロサッカー連盟は「2020シーズンKリーグ夏の移籍市場の特徴」を主題に週間ブリーフィングを行った。

今回の夏の移籍市場では、21日午前10時基準で総勢43人の選手が登録されている。76人が登録した昨シーズンに比べれば少ない数字ではあるが、優れた実力を備えた選手がKリーグに多数やってきた。

11年ぶりのFCソウル復帰が決まったキ・ソンヨン(31)をはじめ、キム・スボム(29)がパース・グローリーFCから江原FC、ク・ソンユン(26)が北海道コンサドーレ札幌から大邱FC、ナ・サンホ(26)がFC東京から城南FCに加入するなど、海外組が続々とKリーグ1(1部)参戦を決めている。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ナ・サンホ

なかでも、優勝候補の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)FCと全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースは特徴のある動きを見せた。

蔚山現代は左サイドバックのホン・チョル(29)を補強。全北現代は守備的MFシン・ヒョンミン(34)とガンビア代表FWモードゥ・バロウ(27)を獲得し、さらにはブラジル人FWグスタヴォ(26)の加入も近いとされている。

2部クラブは積極的にレンタル移籍を活用

一方、Kリーグ2(2部)の各クラブは新型コロナによる財政難から、1部からのレンタル移籍を積極的に活用しているようだ。

慶南(キョンナム)FCは釜山(プサン)アイパークからハン・ジホ(31)、大田(テジョン)ハナシチズンは城南からキム・グンベ(33)、ソウルイーランドFCは大邱からコ・ジェヒョン(21)、全北現代からチャン・ユンホ(23)をレンタル移籍で獲得した。

ほかにも、水原(スウォン)FCは水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスからユ・ジュアン(21)、FC安養(アニャン)は釜山からクォン・ヨンヒョン(28)、城南からチュ・ヒョヌ(29)をレンタル移籍で迎え入れた。

Kリーグの夏の移籍市場は、7月22日午後6時に締め切りを迎える。ただし、新型コロナによって手続きが遅延している事項については猶予が与えられる。

だが、Kリーグ関係者が明かしたところによると、「今のところ、すべて期限が守られると予想される」という。

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