北海道コンサドーレ札幌の韓国代表GKク・ソンユン(25)が、兵役義務遂行のためKリーグへの移籍を模索していることが分かった。
5月28日に日本の『スポーツ報知』が報じている。
同メディアによると、ク・ソンユンは今月上旬に韓国に帰国し、Kリーグのクラブと移籍交渉を行っているという。
札幌との契約が今シーズン限りとなっていたク・ソンユンは、3月にバセドウ病の発症を公表。その後は治療に励み、4月2日から練習を再開するなど復帰を進めていた。
しかし、Jリーグは新型コロナウイルス感染症の影響で、第1節のみを消化して中断期間にある。再開時期が不透明なことを受け、ク・ソンユンは兵役義務を遂行すべくKリーグ移籍を決めたものとみられる。
ク・ソンユン本人は兵役義務を終えた後、再び札幌へ戻る意志も示しているという。
ク・ソンユンは在鉉高校時代にセレッソ大阪のスカウトの目に留まり、2012年にU-18チームに加入。2013年にトップチーム昇格を果たすも、出場機会に恵まれず2015年に札幌へと移籍していた。
札幌では正GKとして活躍し、これまでJリーグ通算166試合(J1で100試合、J2で66試合)に出場。韓国A代表には2015年から何度か招集されながらも出場できずにいたが、現パウロ・ベント監督体制の2019年9月のジョージアとの親善試合で4年越しのA代表デビューを飾っていた。
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