メジャーリーグで新たな出発を迎えた日本人投手2人が、オープン戦でともに洗礼を受けた。
いずれもリュ・ヒョンジン(トロント・ブルージェイズ)の元・現チームメイトだけに、韓国でも注目が集まった。
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ロサンゼルス・ドジャーズ時代に親友として過ごした前田健太は2月25日(日本時間)、ミネソタ・ツインズのユニホームを着て初めて登板した。
ボストン・レッドソックスとのオープン戦に先発登板した前田は、2イニングでホームラン1本を含む被安打2、与四球1、失点1の残念な成績を残した。
試合開始直後、アンドリュー・ベニンテンディにソロ本塁打を許し、不安な立ち上がりとなった前田。ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア とJ.D.マルティネスもライト前ヒットと四球を許して危機を迎えたが、続くバッターを外野フライとダブルプレーで処理して最初のイニングを終えた。
2回表は失点なく消化してアメリカンリーグデビューを行った前田は、「最初の打者にホームランを許す計画はなかった」と言いながらも、「1回は上手く制球ができなかった。大きな問題はなく、少しずつ調整すれば大丈夫だろう」と述べた。
リュ・ヒョンジンとブルージェイズに入団した元巨人の山口俊は、1イニングも守ることができない茨の道に立った。
アトランタ・ブレーブスとのオープン戦に先発登板した山口は、アウトカウントを2つとる間、被安打3、与四球1、失点3と振るわなかった。
最初のアウトカウントを奪った後、ダンズビー・スワンソンにレフト前ヒットを許すと、ヨハン・カマルゴには死球。続く打者は抑えたが、チャーリー・カルバーソンを四球で送り、2死満塁のピンチを迎えた。
すると続く打者に連続安打を許し、マウンドを降りた。
リュ・ヒョンジンの元・現チームメイトの日本人メジャーリーガーは、いずれも不調なスタートとなった。
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