南野拓実の“元同僚”ファン・ヒチャンが今季10ゴール目を記録も、チームは大敗【現地取材】

欧州サッカー連盟(UEFA)ヨーロッパリーグを通じて、今シーズン10号ゴールを決めたファン・ヒチャン(24・ザルツブルク)が、チームの敗北を悔しがった。

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ファン・ヒチャンは2月21日(日本時間)、ドイツで行われた2019-2020シーズンUEFAヨーロッパリーグ32強・第1戦でフランクフルトと対戦し、0-4とリードされた後半40分にPKからゴールを決めた。

ザルツブルクは1-4で敗れている。

先立ってチャンピオンズリーグのグループステージでリバプールを相手にゴールを決めるなど、3得点を記録したファン・ヒチャンは、ヨーロッパリーグでも得点を記録した。

今回のゴールでファン・ヒチャンは、今シーズン正規リーグで6ゴール、チャンピオンズリーグで3ゴール、ヨーロッパリーグで1ゴールとし、二桁得点を達成した。

ザルツブルクは冬の移籍市場で、ドルトムントに移籍したエルリング・ブラウト・ホランドと、リバプールに移籍した南野拓実の空白を埋めることができなかった。ザルツブルクは来る2月28日、ホームで第2戦を行う。

2月21日のフランクフルト戦後、インタビューに応じるファン・ヒチャン

以下、ファン・ヒチャンとの一問一答。


 
―残念な結果だ。

残念なところが多かったが、まだ試合は残っている。反省する時間を持たなければならないようだ。

―(日本のベテラン)長谷部誠と対決した。

(ドイツ)ブンデスリーガで長くプレーした選手だ。長谷部以外のDFも経験が多く、互いに会話しながら賢く僕たちを防いだようだ。

―PKからゴールを決めた。

0-4の敗北よりも、アウェーゴールが重要だったことを知っていたので、決めようと努力した。ヨーロッパリーグでは、2年前も困難な状況からホームで逆転したことがある。失望より、前に進む1週間を過ごさなければならない。

―PKでは、モハメド・カマラが蹴ろうとしていたが?

蹴らせてくれと言った(笑)。キッカーは決まっていなかった。(カマラに)くれと言ったら、もらえた。

―それはプレッシャーにならないか。

PKでプレッシャーを感じていたら、アタッカーとしては不利なので、多くのことを考えない。ただ練習したように蹴ろうとしている。PKでは心構えが重要だ。

―2018年のアジア大会のPKと比較すると?

どちらも心構えは同じだった。PKでは平常心が重要だと考えている。

―今日、ペク・スンホ(ダルムシュタット)が応援していたみたいだが。自分のインスタグラムに写真をアップしていた。

写真は見られなかった(笑)。前に会って話をした。今日来ると言っていたし、ユニホームも用意してくれた。

―ソン・フンミンが負傷した。

衝撃が大きいと思う。トッテナムもそうだし、フンミン兄さんを好きなファンも残念だろうが、より強くなって戻ってくると信じている。しっかり治療して、ずっと休めなかった分、元気に帰ってきてくれればと思う。

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