キム・ハクボム監督率いるU-22韓国代表は、2020年1月8日にタイで開催するAFC(アジアサッカー連盟)U-23選手権に出場する。
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同大会は2020年東京五輪の出場権がかかっている。開催国の日本を除き、3位以内に入る必要がある。
大会開幕に先立ってAFCは12月20日(日本時間)、U-23選手権を通じてスターへと駆け上がった選手7人を紹介した。
日本代表の中島翔哉(ポルト)やタイ代表のチャナティップ・ソングラシン(北海道コンサドーレ札幌)が選出されたなかで、ザルツブルクで活躍する韓国代表FWファン・ヒチャン(23)も7人のうちの1人に選ばれた。
2016年にカタールで行われたU-23選手権に、当時20歳と代表最年少で参戦したファン・ヒチャンは、グループステージ2試合と準々決勝、準決勝に出場し、韓国の決勝進出に貢献した。
U-23選手権以降、「2016年から2018年の間、ザルツブルクをオーストリア・ブンデスリーガ3連覇へと導き、代表チームでも主力の座を得るなど、注目すべき結果を残してきた」と、紹介記事内でファン・ヒチャンはその活躍を評価された。
また、「代表のチームメイトであるソン・フンミンは欧州スポーツ紙の1面を飾り、ザルツブルクでともにプレーした南野拓実はUEFAチャンピオンズリーグで素晴らしい活躍を披露した」と、同記事は彼とプレーする同僚についても言及した。
今シーズン、ファン・ヒチャンはキャリア初のCLの舞台で全6試合に先発出場し、3ゴール3アシストの活躍を見せた。
チームは惜しくもグループステージ3位でEL(ヨーロッパリーグ)決勝トーナメントへと回ったが、ウォルヴァーハンプトンやアーセナルといったプレミアリーグの複数クラブからオファーが届いている。
12月19日には南野拓実のリバプール移籍が発表され、ファン・ヒチャンのステップアップにも道筋が開けた。
今回のU-23選手権でも、ファン・ヒチャンに続く新たな韓国代表のスターが出てくるだろうか。
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