ファン・ウィジョは欧州組8人含む韓国代表メンバー26人で最も早くカタールに入国した。韓国代表はグループステージが行われる間、アル・エグラ・トレーニングセンターで練習を行う予定だ。
「とても良い。サッカーだけに集中できる。ただし、天気や芝生などの環境的要素に最大限早く適応しなければならない」と伝えたファン・ウィジョは、「負傷がなければ、コンディションを100%の状態に合わせられると思う。初めてのW杯だから自らも非常に熱心に準備をした」と強調した。
ファン・ウィジョがパウロ・ベント監督体制で不動のストライカーであることは前述した通りだが、最近では後輩選手の台頭もあり、その座が脅かされている。
まず、FWチョ・ギュソン(24、全北現代モータース)は今季Kリーグ1(1部)で得点王(17ゴール)に輝いたほか、FAカップMVPにも選ばれた。このほか、ベント監督が予備エントリーとして代表に帯同させたFWオ・ヒョンギュ(21、水原三星ブルーウィングス)は、リーグ戦13ゴールの活躍でW杯直前試合のアイスランド代表戦でA代表デビューを果たした有望株だ。
これについてファン・ウィジョは、「FWというポジションは常に競争がある。ギュソンは良いコンディションを維持して、努力したとおりに結果を得た」とし、「ギュソンは大きく成長した。後輩だが学ぶ点が多い。善意の競争をすれば、良いシナジー効果が発揮されると思う」と意志を固めた。
ただ、韓国代表には不安要素もある。ファン・ウィジョと同い年であるFWソン・フンミン(30、トッテナム)が、眼窩骨折による手術の影響でグループステージ初戦の出場が不透明な状況だからだ。
そのため、ファン・ウィジョをはじめとする代表攻撃陣の責任感はさらに大きくならざるを得ない。
「フンミンがプレーできるかどうかは僕が言えることではない」と明言を避けたファン・ウィジョは、「リハビリをしっかりしていると聞いた。例えフンミンがいなくても、攻撃陣が彼の空白を埋めてみせる」と力を込めて伝えた。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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